女性のための鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷駅から徒歩6分、頭痛や不眠の鍼治療・妊活鍼灸、鍼灸とアロマを融合した女性のための鍼灸治療院
(公社)日本アロマ環境協会 総合資格認定校

かおり&やすらぎ

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目次

スキルアップのすすめ

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法

はじめに


セラピスト資格を取得して、いざ仕事を始めたとき
最初につまずくのが、試験勉強で得た知識技術と
現場でもとめられる対応力とのギャップ
ではないでしょうか。

セミナーや講座で、よくこんな質問をうけます。

「上手くなるために何を勉強したらいいですか?」
「スキルアップにおすすめの本がありますか?」

自分の進む方向性を、具体的に描ける人や、
不足している知識がなにかを知っている人は
きっと自分自身で答えは出るはず。

でも、それが漠然として
わからないからこそ、
この質問が多く出るのだと思います。

「うまくなりたいと思っているのですが、
進む方向といわれると、はっきりとは...。」

一概にセラピストとはいっても、
特化した分野があることなどには、
まだまだ光が当たらない現状では、
これが当然ではないでしょうか。

私の場合は少し特殊かもしれませんが、
病院や治療院で、医療としてアロマテラピーを
長年あつかってきました。

『アロマは代替医療でも使われている』
とはいわれますが、いまだ医療機関での多くは
治療合間の癒しやリラクセーションが主流で、
治療手段としてのアロマ技術は確立されていません。

そんな中で私がいる現場は、
「癒し」でも「ボランティア」でもない
医師とともに行う医療チームの一員としての役割。

徒手療法や東洋医学や漢方などと融合させた
「アロマの治療的手法」を20年以上かけて
一つ一つ作りあげています。

その立場から、今回思い切ってみなさんへ
ある一つのスキルアップ方法を提案してみます。

熱量を持ってゼロから勉強して、資格を取得し
セラピストとして活躍されるみなさんの
さらなる高みへ進む「道しるべ」の一つ
となれば幸いです。

2020.05.25 治療家:菅野かおり


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1.「精油選び」それだけで効く?


 

1.「精油選び」それだけで効く?

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法



私は渋谷にある自分の治療院での施術とは別に、
月に2回ほど心療内科・内科・小児科のクリニックで
医師とともにチーム医療の一員として
治療のためのアロマテラピーを行っています。

クリニックでのアロマテラピーは
ある意味、
アウェー感がある現場です。

アロマに興味はないけど、医師にすすめられたから
という理由で、受ける方が結構多くいらっしゃる。

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「アロマって、癒しじゃないの?
「薬を使ってもあんまりなのに、アロマで効くの?
「精油持ってるけど、それほどの効果あります?

そんな半信半疑で、
ちょっぴり辛口の患者さま(笑)にも、
施術を納得して受けてもらうために、
私は必ず最初に伝えることがあります。

「精油の効果は、ほんの一部です。」

というのも、
じっさいに効果をうみだすメカニズムは、
「香り」や「精油成分」の効果だけじゃなく

アロマの基礎的な効果に
施術の効果(トリートメント技術)
を掛け算する 
からこその効果
のではないかと考えているからです。


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<アロマテラピーの基礎的な効果>

1.香りの効果
嗅覚をかえして脳を刺激する効果です。
香りは、ストレスの影響をうけた視床下部
(ホルモン・自律神経・免疫の中枢)の働きを、
立て直す作用があります。

2.精油成分の効果
精油の成分には、少なからず効能が含まれています。
例えば、殺菌作用、鎮静作用、女性ホルモン様作用。
肌にぬって成分が血液循環に入ることでの効果です。

3.植物油の効果
精油と混ぜる植物油じたいにも効能が含まれていて、
例えば、スイートアーモンドはメラニン生成を促す
酵素の働きを阻害します。皮膚にぬっての効果です。

5.タッチングの効果
身体をやさしく「触れる」という行為にも効能があり
最近の研究で、不安やストレスを緩和するホルモンが
分泌され、痛みが緩和することが分かっています。

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ここまでの4つの基礎的な効果は
相手に合わせてトリートメントに使う
材料を『選ぶ』だけなので、
アロマテラピーを学んだ人なら、だれでも出来ます。

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極端に言えば、
施術を受ける人に配慮したなら、
なにを選んだとしても、正解です。

というか、精油や植物油の選び方は
既往症やアレルギーなどの禁忌をのぞけば
不正解という概念はありません。

失敗という選択がないわけですから、
あとは相手の「好きそうな香り」
「効能がぴったりそうな精油」を選ぶ。

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・・・という流れに
一般的にはなるのですが、

そもそもアロマテラピーに興味がない方に、
香りの良さや、精油の効能を熱く説明しても、

心には響かない。

「だから、それって癒しじゃないですか?」
「医師にすすめられたのに、気休めってこと?」


最初のときの、半信半疑の気持ちが、
より濃くなった表情。

へたすると不信感に繋がりかねない。

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このように、
アロマテラピーの現場では、
今まで習った基礎的な効果を説明しただけでは、
通用しない場面に遭遇することが多々あります。

さて、こんなとき
あなたなら、どうしますか?

どうしてスクールで習った説明だけでは
通用しないのだと思いますか?


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2.精油だけでは限界がある


 

2.精油だけでは限界がある

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


アロマに興味がある方になら、
「香り」「精油成分」「植物油」「タッチング」
といった基礎的なアロマテラピーの効能の説明
だけで、十分に納得してもらえるのですが、

そもそもアロマに興味がない
という患者さまは、施術前にアロマの効果や
香りの説明、精油を選んだ理由などを
説明したぐらいでは、効果が伝わらない。

すべては
アロマテラピー施術のあとに、
効果の実感が、わくかどうか

で決まります。

効いたと実感してこそ、はじめて
説明したアロマの効能が心に響いてくる


という、授業では習っていない現実
がそこにあります。

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「施術後に効果が実感できるかどうか」
がカギを握っているとすると

アロマは・・・かなり不利です。

”渾身の1本!”と思って、
知恵の限りで精油を選んだとしても
ただ身体にぬっただけでは、
効果の実感はわきにくい。

なぜなら、
精油の使用方法に限界があるからです。

基材に薄めて皮膚に塗る(経皮吸収)
空気にかすかに交じった精油成分を吸う
(呼吸器系からの吸収)など、
日本では安全性が高く、危険性がとても低い
使用法でアロマをもちいます。

裏を返せば、精油や植物油の選択の違いだけで
効果を大きく実感してもらうのは難しい

ともいえる。

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では、なにによって患者さまが
アロマテラピーの効果を実感する
と思いますか?


私は、基礎的な4つの効果に
「施術の効果」
が掛け算されるから
だと
考えます。これがとても大きい。


「施術の効果」とは、
トリートメント技術でもあり、
心身の不調に対して、
いろんな角度からアプローチできる能力
のことです。

知識であり、技術です。

セラピストを目指して腕を磨くとき
だれもが最初にめざすのは、
「心地よい」と感じてもらえるトリートメント
テクニックではないでしょうか。

たしかに心地よさは大切ですが、
これは個人差が大きく、不確定な感覚です。

相手の感覚をたよりに、技術を磨くだけでは、
心もとなく、下手すると感情に囚われて
迎合する可能性すらあります。

ここで少しだけ意識を切り替えて、
「心地よいと思ってもらえる」は、
いったん心に閉まっておきましょう。

知識や技術をもう少し身に着けてから
最後にすべてを包む
包み紙として取っておけばいい。

中身に、いろんな知識や技術をつめこんで、
最後の最後に、心地よいテクニック
ですべてを包んでください。


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3.アロマ以外に必要なスキル


 

3.アロマ以外に必要なスキル

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法



現場でもとめられる
アロマテラピー(芳香療法)とは
香り・精油成分・植物油・タッチング
といった、アロマの基礎的な効果に、
「施術の効果」
が掛け算されたもの。



施術の効果とは、トリートメント技術でもあり、
心身の不調に対して、
いろんな角度からアプローチできる能力
です。

アロマの基礎的な効果以外で
健康を立て直す方法

といってもいいかもしれません。

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では、
アロマ以外にどんなスキルを身につけるか。

ちまたには民間技術(リフレ、レイキ、足つぼ、
ロミロミ...などなど)が、各種ありますが、

私が提案したいのは、
それらはいったん置いておいて、

正道ど真ん中の学問
「解剖生理学」「東洋医学」を、
ある程度あつかえるようにしちゃいませんか?
ということです。

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なぜかというと、
不調を対処する際の即戦力になる
とともに、積み上げれば、
ロジカルに他の療法と組合わせた
独自の施術を作ることができるからです。

すぐに使えるだけじゃなく、
長期で育てると大きな見返りのある。
(なんだか金融CMのセリフのようですが・笑)

そんなことができるのも、
基礎中の基礎の学問だからです。

人間の身体に関する仕事の分野には
必ず「解剖生理学」がついてまわります。

医療系だけでなく、
スポーツ系、リハビリ系、美容系、介護系、
福祉系、保険系、教育系...などなど

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深く学べば、これらの職業分野でも
役立てられるようになりますし、

解剖生理学という共通知識で
他の専門分野の人たちと、話が通じる
という点でも、世界はかなり広がります。

まして、みなさんは資格取得の際に
少し学んだという経験値がある。

これは
大きな利点です。

「東洋医学」については、初めて勉強する
ことになるかもしれませんが、
これも基礎的な学問なので、
かなり身近に感じられると思います。

慣れると、ツボや経絡、漢方、薬膳などを
生活に役立てることができるようになります。

多分野へも、つぶしが効く
2つの学問をまずは学んでいきましょう。


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4.解剖学と東洋医学のメリット


 

4.解剖学と東洋医学のメリット

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


つぶしが効いて即戦力としても使える
「解剖生理学」「東洋医学」ですが、
全部をやろうとすると範囲が莫大すぎる。

聞いたことはあるけど使えない
という、中途半端な勉強になるのは
すごくもったいないので、

思い切ってポイントを絞って
勉強していきましょう。

おすすめはこんな感じです。

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1.解剖生理学の学びについて

ハッキリ言うと
『筋肉』にターゲットを絞って
掘り下げて勉強をしていきましょう。

セラピストの資格試験にも出るので
筋肉の名前や、どのへんにあるのかなど
漠然とでも、聞き覚えはあると思います。

アロマセラピストは手で触れて施術する
わけですから、
触ることができる筋肉ぐらいは
人に説明できるように

しておきましょう。

全部じゃなくていいんです、
体の表面にある筋肉。

しかも、肩こりや腰のこりなど
ありがちな症状に関係する筋肉でOK。

これがあつかえるようになると、
整形外科系の不調に対しての
アプローチに強くなります。


熟知してくると、
相手にあわせた不調緩和のための
運動やストレッチを提案できる
ようになりますよ。


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2.東洋医学の学びについて

セラピスト資格には全く関わってこない
分野なので、はじめて学ぶという方が
多いと思われますが、

私が東洋医学をおすすめする理由は
内科系や婦人科系の不調に対しての
アプローチに強くなるからです。


アロマセラピストがかかわるのは
病人ではなく、
健康な人や未病(軽い症状)の人。

つまり、施術で不調を改善したいという方は、
病院の検査では正常範囲なので、
本人自身も、なにが原因で
調子が出ないのかが分からない

というケースが多いということです。

そんな西洋医学では証明できないモヤモヤ
とした不調をかかえている場合、
「東洋医学」という独自の見立て
をすると不調の傾向や原因が、
見えてきます。


「気・血・水」がどのようにバランスを
崩しているのかが分かると、
生活で気を付けることもわかってきて、
施術を受ける方も、健康の指標ができて安心。

できれば、どんな体質に傾いているか、
なにに気を付けて生活すべきか...など
アドバイスできるぐらいまでは目指したい。

そのためには、
東洋医学の全体像をとらえる「概論」と、
症状の反応や改善ができるツボ「経絡」
の2つの勉強がおすすめです。

さらに熟知してくると、
アロマやハーブが、漢方と連動すること
も見えてきますよ。



コツコツと知識の地固めをしながら
職人技までスキルアップしていきましょう。

まずは『解剖生理学編』からスタートです。

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5.生理学が持つ説得力は最強!


 

5.生理学が持つ説得力は最強!

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


『解剖生理学編:その1』


まずは、
筋肉の役割 = 生理学
を覚えてしまいましょう。

生理学が持つ説得力は最強です。

なにせ、
人間の身体がどのように動いているか
という正道の説明ですから、

これを覚えて、
だれにでもわかりやすく
説明できるようになると

説得力が増します。

施術を受ける方に向けて
「不調のメカニズム」「改善するためのメカニズム」
を説明することができるようになりましょう。

--------------------------------

<骨格筋の役割>
いろいろあるのですが、
ここは重要な3つを覚えましょう。


1.運動・姿勢保持
筋肉はゴムのように弾力があります。
意識的に力を入れることで、縮む&硬くする
という性質を使って、身体を動かしています。

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この役割がうまく働かなくなると、
筋肉がずっと縮んだまま →硬くなる
という状態になり、関節の可動域が狭くなる。

また、近接する神経や血管も、
一緒に巻き込んで縮むので、
痛みやしびれにも関与します。

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2.体温の産生
体の中で、熱生産を1番している器官は、骨格筋。
筋を収縮して熱をつくり、そのときのエネルギー
約3/4を体温保持に使っています。

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この役割がうまく働かなくなると、
自家発電ができない、ということなので、
身体が冷えやすくなります。

靴下を重ね着しても冷たいまま、
という人は、
自分で温める力(自家発電力)が弱い
ということです。

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3.体液循環を助けるポンプ作用
筋は縮むついでに、近くの血管やリンパ管
の壁をぎゅ!ぎゅ!と押します。
それが血液やリンパ液を押し流す原動力
ポンプ力となっています。

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この役割がうまく働かなくなると
心臓へ戻る血液やリンパ液の流れが悪くなるので、
むくみやすくなります。

また、内臓への血液循環も停滞ぎみになるので
臓器の働きが鈍くなり、
腹痛や疲労につながります。

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上記3つが、代表的な筋肉の役割です。

とくに重要なのは、
「体温をつくる」
「循環のポンプ力」

という筋肉の仕事です。


「冷え」「むくみ」と筋肉の関係
を結びつけて覚えてしまうこと。


不思議なもので
勉強したことがあっても、なぜだか
ちまたにある「リンパの流れを良くして...」
というような健康説に洗脳される人が多く
プロでも忘れていることが多いんです(笑)


手足が冷える、むくみ感があるという悩み
を聞いたら、
筋肉の状態はどうかな?
と発想できるようにしておくのが大切です。
(※病的な冷えやむくみは対象外)


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6.連鎖を覚えると鉄板トークになる


 

6.連鎖を覚えると鉄板トークになる

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法

『解剖生理学編:その2』

前回の続き
「筋肉の働きはなにか」というと、
次の3つがとくに大事でした。

1.身体を動かす
2.体温をつくる
3.循環のポンプ力


この3つの生理学的役割を
施術を受ける方への説明に使っていきます。

前回の1つずつの説明でもいいのですが、
どうせなら、関連付けて
まとめて覚えた方が、使い勝手がいい。

というのも、
3つの役割は連鎖する
という特徴を持っているからです。

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一つでも悪さを始めると、芋づる式に連鎖する。

この連鎖の関係性を覚えると、
筋肉の硬い人、むくみがちな人、冷え性の人
への説明が、いっぺんにできてしまいます。


たとえば、
「ふくらはぎが硬い人」

を例に、具体的な連鎖をあげてみます。

これは、施術者がふくらはぎを触って、
「硬い」と感じたら、
施術を受ける方の自覚症状があろうが、
なかろうが、連鎖は起きると考えてください。


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ステップ1:ふくらはぎが硬い

ふくらはぎが硬いというのは、
ふくらはぎの筋肉が縮んで硬くなっている
ということ。

まず出てくる症状は
「足がつる」「歩くと疲れる」
「すぐに座りたくなる」「足がだるい」

という感覚です。

この時点で柔らかくしたら即解決!
なのですが
たいしたことないし...と見過ごして、
そのまま放置すると次の段階へ進みます。



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ステップ2:むくみ感

通常よりもすでに縮まっている筋肉なので
体液を押し出すポンプ力が弱くなり、
心臓へもどる体液の量や速度が弱まります。

いうなれば、「血管やリンパ管に入りたい!」
と順番待ちの体液があふれて、
ふくらはぎ周辺で行列を作っている状態。

症状としては
「靴下のゴムが食い込む」
「靴がきつい」
「椅子の上に足をのせたい」
「ふくらはぎが重だるい」

という感覚が出てきます。

この時点で治さねば!と自覚すればいいのですが
さらに、そのまま放置すると次の段階へ進みます。



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ステップ3:冷え性

心臓へもどれない体液(余分な水分)が
ふくらはぎで長時間停滞しているので
冷えやすくなります。

このとき筋肉は、動いて熱を生産しようとする
のですがいかんせん、すでに縮んで硬いので
動いたとしても、熱生産量が通常より小さい。

つまり、
熱の自家発電ができない状態です。

症状としては
「足がいつも冷たい」
「靴下を重ねても温まらない」
「お風呂からあがるとすぐ冷える」

という感覚になります。


さらに、そのまま放置すると、
段階が進み・・・

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筋肉に新しい酸素や栄養がまわってこないので
さらに硬く縮こまってしまう
ステップ4:筋肉がさらに硬くなる

ステップ5:さらに足がむくむ

ステップ6:夏でも足が冷たい



という感じに、
体調不良へのスパイラルは進みます。


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7.コリ感と実際の硬さは一致しない。


 

7.コリ感と実際の硬さは一致しない。

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


『解剖生理学編:その3』

前回のつづき
一見すると、筋肉とは関係のない症状に思える
「むくみ」や「冷え」が
じつは「筋肉が縮んで硬くなっている」
ということと大きく関係していて、
芋づる式に連鎖する
ということをお話しました。


「筋肉が縮んで硬い」を一般的に表現すると
「筋肉のコリ」「こわばり」
「張っている感じ」


こう聞くとどうです?
たいしたことない症状
と思いがちじゃないですか?

「硬いだけで、動かないわけじゃないし。」
「そこまで痛いというわけじゃないし。」

そう言って
多くの方が症状を放置してしまうのは、
こんな過信があるからだと思います。

・痛みは徐々にやってくる
・危なくなる前に気づくはず


でも、残念ながら・・・
人間の身体はそうできていません。

コリの感覚は悪化しすぎると、
ある時点から感じなくなります。

これが恐ろしい。

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コリ感が長い期間つづくと
脳がストレス過多の身体だと認知して、
あるときから
「軽い痛みの感覚は無視」
するようになります。

痛みが消えたから、自然に治った?!
と勘違いしがちなのですが、じつは
感覚が鈍った危うい状態。

つぎに感覚がもどるのは
すご~く
大きな痛みになったとき


ぎっくり腰、寝違え、五十肩など
激しい痛みになるまで、無視され続けます。

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警報が鳴らずに、いきなり激痛が走る
ので「突然の不幸」と思われがちですが、

ハッキリ言えば、
五十肩も、ぎっくり腰も、寝違えも
健康な体には起きにくい症状です。


これと同じように、
検査をしても正常なのに、体調がすぐれない
という、不定愁訴の患者さんを診ていると、

長年の疲労が蓄積して、
筋肉がガチガチに硬く縮んでいるのに
自覚がないという方が多いように感じます。

「コリなんて感じたことないですから~♪」
と、爽やかな口ぶり(笑)

医療現場にいる立場としては、
警鐘を鳴らしたい。


不健康な筋肉の知覚は、あてにはならない。
コリ感や痛みと、筋肉の硬さは比例しない。
ということを、ぜひ覚えておいてください。


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8.リンパ論はいったん封印しよう


 

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