現代女性の心身を支えるために
1999年に開業した当時、鍼灸院といえば東洋医学でした。
経絡やツボを使い、身体全体のバランスを整える。
それは今も大切な考え方です。
しかし、患者さまと向き合う中で、
従来の鍼灸施術のセオリーだけでは、なかなか改善しにくい
症状が増えていると感じるようになりました。
たとえば頭痛です。
パソコンやスマートフォンを長時間のぞき込む生活は、
「気・血・水」のバランスだけでは説明できない
筋肉やファシア(筋膜など)の負担を生み出します。
もちろん、東洋医学的な治療で改善する症状も
たくさんありますが、そうした生活が毎日続けば、
身体への負担は、体質を整えるだけでは追いつかないほど
積み重なっていきます。
現代は、一つの考え方だけでは説明できない不調が
数多く存在する時代です。
だからこそ、
現代女性の身体に必要な治療とは何かを問い続け、
必要な知識や技術を学び、臨床で磨き続けてきました。
東洋医学にも現代医学にも、それぞれの強みがあります。
トリガーポイントや運動生理学も、
身体を理解するための大切な視点です。
アロマテラピーやハーブにも、
その方の状態に応じた役割があります。
大切なのは、どれが正しいかではなく、
その方に今必要なものは何かを見極めること。
筋肉も。
体質も。
香りも。
生活習慣も。
現代を生きる女性の心身を支えるために、
より高い治療効果を目指し、
必要だと感じた知識や技術を、日々の臨床で積み重ね、
今の治療へつなげてきました。
すべては、
一人ひとりの身体に合わせた治療を判断するためです。
その積み重ねが、
現在の治療につながっています。











