目の奥が重い 頭痛

目の奥が痛い
頭痛、肩こりもある
というタイプについて。
病院で検査しても、とくに異常はなく
「眼精疲労」「緊張性頭痛」
などといわれた場合。
目の奥の痛みをひきおこす原因は、
①胸鎖乳突筋
②後頭筋、③板状筋
のいずれかが
過剰に縮んで硬くなったことによる
関連痛と考えられます。
上記3つの筋肉は、
「ドライアイ」など眼球のトラブル時にも
一緒にこわばってしまうことがあります。
痛みが出ている場所や症状の現れ方で、
原因となる筋肉の見当がつくので
自分に近いものを探してみましょう。
<胸鎖乳突筋タイプの緩和方法 >
[ 方法1]
胸鎖乳突筋(首)のストレッチをする
首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、
首の前側を集中的に伸ばします。
※胸鎖乳突筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
--------------------------------------
[ 方法2]
胸鎖乳突筋を温める
上記イラスト(胸鎖乳突筋)の場所を中心に
使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパック
などで、首全体を数十分温めてみましょう。
---------------------------------------
[ 方法3]
姿勢や習慣を見直す
胸鎖乳突筋に負担がかかる姿勢
や習慣をしないように心掛けましょう。 はこちらをご覧ください。
--------------------------------------
上記の緩和方法を行っても
症状が緩和されない場合は
セルフケアの段階を通り越している状態。
ほとんどの場合、
首の前を緊張させる姿勢が原因なので
我慢していても、自然にほぐれることは
めったにありません。
じつは『首の前側の筋肉をしっかりほぐす』
のはプロでも難易度が高いテクニックです。
軽くさすった程度では治らないですし、
少しでも強いと痛みが出る部位なので、
首の前をしっかりアプローチできる技術
を持った治療院で早めに治療することを
おすすめします。
<後頭筋タイプの緩和方法 >
眼科や医療機関で「異常ありません」
と診断された方向けの緩和方法です。
[ 方法1]
後頭部を温める
後頭筋(上記画像参照)に温める器具
(ホットパックや温タオル)を当ててみましょう。
仰向けに寝るとやりやすくなります。
※温タオル
タオルを水で濡らして軽く絞り
ビニール袋に入れてレンジで1分加熱する
と温かいホットタオルが簡単に作れます。
------------------------------------------
[ 方法2]
頭皮表面に熱感がある場合は
後頭部を冷やす
頭皮(表面)が熱く感じる場合や、
後頭筋が神経を直接締め付けている場合は
温めると不快に感じるので、アイスパック
や保冷剤をタオルなどに巻いて
後頭部を冷やしてみましょう。
-----------------------------------------
[ 方法3]
首の前後をストレッチ
首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、
首の前と後ろをそれぞれストレッチします。
首の前側:胸鎖乳突筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
首の後側:僧帽筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
--------------------------------------
医療機関で「異常なし」で
後頭筋の症状が出ている場合の多くは、
すでに首肩の筋肉に強いこわばりがあり
それを放置して悪化させたものです。
冷温療法いずれにせよ、
症状が軽減するのは一過性なので、
なるべく早めに、首肩の過緊張を取る
鍼を使った根本治療をおすすめします。
<板状筋タイプの緩和方法 >
[ 方法1]
板状筋を指でゆっくり押す
頚板状筋は首の横についているので
ゆっくりを指圧するように押してみます。
※板状筋の指圧のやり方は
こちらをご覧ください。
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[ 方法2]
首と背中を温める
上記イラスト(板状筋)の場所を参考に
使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパック
などで、首や背中を数十分温めてみましょう。
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[ 方法3]
姿勢や習慣を見直す
板状筋に負担がかかる姿勢
や習慣をしないように心掛けましょう。
※板状筋の痛みを引き起こす習慣
はこちらをご覧ください。
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上記の緩和方法を行っても
症状が緩和されない場合は
セルフケアでなんとかできる状態を
通り越していますので治療が必要。
頚板状筋は、僧帽筋のように広範囲にある筋肉
ではないので、骨に付着している付近を
ピンポイントに施術する必要があります。
全体的に(おおざっぱに)マッサージしたり
ストレッチで引き伸ばしたぐらいでは
緊張がほぐせない筋肉なので、
鍼(ハリ)を使用できる治療院で
細かく治療ことをおすすめします。

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『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
健康コラム:目次
◆片目だけ涙が出る
◆こめかみが痛い頭痛
◆目の奥が痛い頭痛
◆ストレッチしたのにコリが取れない
◆虫歯ではないのに歯痛
◆頭痛で目が覚める
◆あなたはどの未病タイプ?↓
◆「東洋医学での頭痛」
◆「東洋医学チェックシート」
◆かおり&やすらぎ監修
「患者さまご自身で行う養生法」
セルフケアメニュー
頭痛、肩こりもある
というタイプについて。
病院で検査しても、とくに異常はなく
「眼精疲労」「緊張性頭痛」
などといわれた場合。
目の奥の痛みをひきおこす原因は、
①胸鎖乳突筋
②後頭筋、③板状筋
のいずれかが
過剰に縮んで硬くなったことによる
関連痛と考えられます。
上記3つの筋肉は、
「ドライアイ」など眼球のトラブル時にも
一緒にこわばってしまうことがあります。
痛みが出ている場所や症状の現れ方で、
原因となる筋肉の見当がつくので
自分に近いものを探してみましょう。
<目の奥が痛む原因①>
★胸鎖乳突筋(とくに胸骨頭)
(きょうさにゅうとつきん)
胸鎖乳突筋は、細かく分けると2種類あり
「胸骨頭」と「鎖骨頭」で症状が異なります。
目の奥に痛みを引き起こすのは、
体の中心側にある
『胸鎖乳突筋の胸骨頭』です。

< 痛みの特徴 >
・目の奥の痛み
・目頭~眉毛~こめかみの痛み
< その他の症状 >
目のまわり、耳の後ろの痛み、
後頭部などの痛み、涙目、充血
目のかすみ、耳が聞こえにくい
※胸鎖乳突筋の痛みの詳しい内容は
こちらをご覧ください。
(きょうさにゅうとつきん)
胸鎖乳突筋は、細かく分けると2種類あり
「胸骨頭」と「鎖骨頭」で症状が異なります。
目の奥に痛みを引き起こすのは、
体の中心側にある
『胸鎖乳突筋の胸骨頭』です。

< 痛みの特徴 >
・目の奥の痛み
・目頭~眉毛~こめかみの痛み
< その他の症状 >
目のまわり、耳の後ろの痛み、
後頭部などの痛み、涙目、充血
目のかすみ、耳が聞こえにくい
※胸鎖乳突筋の痛みの詳しい内容は
こちらをご覧ください。
<胸鎖乳突筋タイプの緩和方法 >
[ 方法1]
胸鎖乳突筋(首)のストレッチをする
首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、
首の前側を集中的に伸ばします。
※胸鎖乳突筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
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[ 方法2]
胸鎖乳突筋を温める
上記イラスト(胸鎖乳突筋)の場所を中心に
使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパック
などで、首全体を数十分温めてみましょう。
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[ 方法3]
姿勢や習慣を見直す
胸鎖乳突筋に負担がかかる姿勢
や習慣をしないように心掛けましょう。 はこちらをご覧ください。
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上記の緩和方法を行っても
症状が緩和されない場合は
セルフケアの段階を通り越している状態。
ほとんどの場合、
首の前を緊張させる姿勢が原因なので
我慢していても、自然にほぐれることは
めったにありません。
じつは『首の前側の筋肉をしっかりほぐす』
のはプロでも難易度が高いテクニックです。
軽くさすった程度では治らないですし、
少しでも強いと痛みが出る部位なので、
首の前をしっかりアプローチできる技術
を持った治療院で早めに治療することを
おすすめします。
<目の奥が痛む原因②>
★後頭筋
(こうとうきん)
その名前の通り後頭部にある筋肉で、
頭皮を引っ張り、額や眉を動かす筋肉です。

< 痛みの特徴 >
・目の奥や眼球の痛み
・頭全体に広がる痛み
・後頭部から前へ広がる痛み
< その他の症状 >
・頭皮がチクチク痛む
・頭表面に熱感がある
・仰向け睡眠が苦痛
・横向きにならないと眠れない
後頭筋の痛みの詳しい内容は
こちらをご覧ください。
[ 要注意!]
後頭筋の上記症状にあてはまって
”久しく医療機関に行っていない方”は
まず眼科を受診してみてください。
「視界がぼやける」「視界がおかしい」
という場合は、
眼圧が高かったり、緑内障が影響して
後頭筋の緊張を引き起こしている
ケースがあります。
視力が低下した場合も、
後頭筋が過緊張を引き起こすことがあるので
まずは除外診断(正常です♪という診断)
をしてもらうつもりで検査してみましょう。
(こうとうきん)
その名前の通り後頭部にある筋肉で、
頭皮を引っ張り、額や眉を動かす筋肉です。

< 痛みの特徴 >
・目の奥や眼球の痛み
・頭全体に広がる痛み
・後頭部から前へ広がる痛み
< その他の症状 >
・頭皮がチクチク痛む
・頭表面に熱感がある
・仰向け睡眠が苦痛
・横向きにならないと眠れない
後頭筋の痛みの詳しい内容は
こちらをご覧ください。
[ 要注意!]
後頭筋の上記症状にあてはまって
”久しく医療機関に行っていない方”は
まず眼科を受診してみてください。
「視界がぼやける」「視界がおかしい」
という場合は、
眼圧が高かったり、緑内障が影響して
後頭筋の緊張を引き起こしている
ケースがあります。
視力が低下した場合も、
後頭筋が過緊張を引き起こすことがあるので
まずは除外診断(正常です♪という診断)
をしてもらうつもりで検査してみましょう。
<後頭筋タイプの緩和方法 >
眼科や医療機関で「異常ありません」
と診断された方向けの緩和方法です。
[ 方法1]
後頭部を温める
後頭筋(上記画像参照)に温める器具
(ホットパックや温タオル)を当ててみましょう。
仰向けに寝るとやりやすくなります。
※温タオル
タオルを水で濡らして軽く絞り
ビニール袋に入れてレンジで1分加熱する
と温かいホットタオルが簡単に作れます。
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[ 方法2]
頭皮表面に熱感がある場合は
後頭部を冷やす
頭皮(表面)が熱く感じる場合や、
後頭筋が神経を直接締め付けている場合は
温めると不快に感じるので、アイスパック
や保冷剤をタオルなどに巻いて
後頭部を冷やしてみましょう。
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[ 方法3]
首の前後をストレッチ
首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、
首の前と後ろをそれぞれストレッチします。
首の前側:胸鎖乳突筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
首の後側:僧帽筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
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医療機関で「異常なし」で
後頭筋の症状が出ている場合の多くは、
すでに首肩の筋肉に強いこわばりがあり
それを放置して悪化させたものです。
冷温療法いずれにせよ、
症状が軽減するのは一過性なので、
なるべく早めに、首肩の過緊張を取る
鍼を使った根本治療をおすすめします。
<目の奥が痛む原因③>
★板状筋(とくに頚板状筋)
(ばんじょうきん)
板状筋は詳しく分けると2種類あり、
目の奥に痛みを引き起こすのは
背中と首をつなぐ「頚(けい)板状筋」
※解剖用語では首を「頚」と書きます。

< 痛みの特徴 >
・目の奥の痛み
・目から頭の内部への痛み
< その他の症状 >
目のかすみ、視界がぼやける
首を動かしたときの背中の鈍痛
※頚板状筋の関連痛を引き起こす姿勢
や原因など詳しくはこちらのページ
(ばんじょうきん)
板状筋は詳しく分けると2種類あり、
目の奥に痛みを引き起こすのは
背中と首をつなぐ「頚(けい)板状筋」
※解剖用語では首を「頚」と書きます。

< 痛みの特徴 >
・目の奥の痛み
・目から頭の内部への痛み
< その他の症状 >
目のかすみ、視界がぼやける
首を動かしたときの背中の鈍痛
※頚板状筋の関連痛を引き起こす姿勢
や原因など詳しくはこちらのページ
<板状筋タイプの緩和方法 >
[ 方法1]
板状筋を指でゆっくり押す
頚板状筋は首の横についているので
ゆっくりを指圧するように押してみます。
こちらをご覧ください。
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[ 方法2]
首と背中を温める
上記イラスト(板状筋)の場所を参考に
使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパック
などで、首や背中を数十分温めてみましょう。
---------------------------------------
[ 方法3]
姿勢や習慣を見直す
板状筋に負担がかかる姿勢
や習慣をしないように心掛けましょう。
※板状筋の痛みを引き起こす習慣
はこちらをご覧ください。
上記の緩和方法を行っても
症状が緩和されない場合は
セルフケアでなんとかできる状態を
通り越していますので治療が必要。
頚板状筋は、僧帽筋のように広範囲にある筋肉
ではないので、骨に付着している付近を
ピンポイントに施術する必要があります。
全体的に(おおざっぱに)マッサージしたり
ストレッチで引き伸ばしたぐらいでは
緊張がほぐせない筋肉なので、
鍼(ハリ)を使用できる治療院で
細かく治療ことをおすすめします。

頭痛をチェック(クリック↓詳細)

肩こりのチェック(クリック↓詳細へ)


『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
健康コラム:目次
◆片目だけ涙が出る
◆こめかみが痛い頭痛
◆目の奥が痛い頭痛
◆ストレッチしたのにコリが取れない
◆虫歯ではないのに歯痛
◆頭痛で目が覚める
◆あなたはどの未病タイプ?↓
◆「東洋医学での頭痛」
◆「東洋医学チェックシート」
◆かおり&やすらぎ監修
「患者さまご自身で行う養生法」
セルフケアメニュー