目の奥が痛い 頭痛 治し方
目の奥が重い、片目の奥だけつらい頭痛
目の奥が痛い、片目の奥が痛い、スマホを見るとすぐ目が疲れるタイプについて。
病院で検査しても「異常なし」「眼精疲労」といわれた場合
ある特定の筋肉が過剰に縮んで硬くなったことが原因で、関連する部位に痛みを起こしたと考えられます。
1 胸鎖乳突筋
(首の前側にある筋肉)
2 後頭筋
(後頭部にある筋肉)
3 板状筋
(首の後ろ側にある筋肉)
ある特定の筋肉が過剰に縮んで硬くなったことが原因で、関連する部位に痛みを起こしたと考えられます。
「目の奥の痛み」を出す3つの筋肉
1 胸鎖乳突筋
(首の前側にある筋肉)
2 後頭筋
(後頭部にある筋肉)
(首の後ろ側にある筋肉)
上記3つの筋肉は、
「ドライアイ」など眼球のトラブル時にも、一緒にこわばってしまうことがあります。
「痛みの出ている場所」や「症状の現れ方」で、原因となる筋肉の見当がつくので、下記3つのイラストと内容を参考に、自分に近いものを探してみましょう。
「ドライアイ」など眼球のトラブル時にも、一緒にこわばってしまうことがあります。
1.「胸鎖乳突筋」が原因の場合
『胸鎖乳突筋』 痛みの特徴 |
胸鎖乳突筋は、細かく分けると2種類あり「胸骨頭」「鎖骨頭」で症状が異なります。目の奥に痛みを引き起こすのは頭と胸骨を結ぶ筋線維「胸骨頭」で体の中心側です。 ・目の奥の痛み ・目頭からこめかみの痛み ・耳の後ろや後頭部の痛み ・涙目、充血、目のかすみ ・コリがある側の耳が聞こえにくい |
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こんな習慣・姿勢を していませんでしたか? |
無意識にやりがちなクセが原因に。 姿勢や習慣を見直すのも大切です。 ※胸鎖乳突筋の痛みの原因はこちら |
自分でできること (応急処置として) |
[ 方法1] 胸鎖乳突筋(首)のストレッチをする 首をまわして筋肉をゆるませてから、首の前側を集中的に伸ばします。 ※胸鎖乳突筋ストレッチのやり方はこちら [ 方法2] 胸鎖乳突筋を温める 上記イラスト(胸鎖乳突筋)の場所を温めましょう。使い捨てカイロやレンジで温めるホットパックなどが便利。 |
治療へ行くべきか? 判断ポイント |
ストレッチや温めを行っても、症状が緩和されない場合は、セルフケアで治せるような範囲は超えた状態です。 胸鎖乳突筋だけでなく、もっと深い部分にある筋肉(斜角筋)や、首の後ろの筋肉も一緒に硬くなっている可能性がとても高い。 ほとんどの場合、首の前を緊張させる姿勢や習慣が原因で、一度硬くなってしまうと、我慢していても自然にほぐれることは、めったにありません。 じつは『首の前側にある筋肉をしっかりほぐす』のは、プロでも難易度が高いテクニックです。 軽くつまんだり、さすった程度では治らないですし、少しでも強いと痛みが出る部位なので、首の前の筋肉をハリとマッサージで集中的治療をしてしまいましょう。 |
2.「後頭筋」が原因の場合
『後頭筋』 痛みの特徴 |
・目の奥や眼球の痛み ・頭全体に広がる痛み ・後頭部から前へ広がる痛み ・頭皮がチクチク痛む ・頭表面に熱感がある ・仰向け睡眠が苦痛 ・横向きにならないと眠れない |
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こんな習慣・姿勢を していませんでしたか? |
無意識にやりがちなクセが原因に。 姿勢や習慣を見直すのも大切です。 ※後頭筋の痛みの原因はこちら |
自分でできること (応急処置として) |
[ 要注意!] 後頭筋の症状があり”久しく医療機関に行っていない方”は、まず眼科を受診してみてください。 「視界がぼやける」「視界がおかしい」という場合は、「眼圧」が高かったり、「緑内障」が影響して後頭筋の緊張を引き起こしているケースも考えられます。 視力が低下した場合も、後頭筋が過緊張を引き起こすことがあるので、まずは除外診断(正常です♪という診断)をしてもらうつもりで、いちど検査してみましょう。 ------------------------------------------
眼科や医療機関で<「異常なし」と診断された場合の緩和方法> [ 方法1] 後頭部を温める 後頭筋の位置に、ホットパックや温タオルを当ててみましょう。 仰向けに寝るとやりやすくなります。 <『温タオル』の作り方> ①タオルを水に濡らして、軽くしぼる。 ②頭に当てる大きさにタオルを整える。 ③レンジで1分加熱したあと、ビニール袋に入れて体に当てる。 (500wで1分が目安。温度が低ければ再加熱) [ 方法2] 頭皮表面に熱感がある場合は、後頭部を冷やす 頭皮(表面)が熱く感じる場合や、後頭筋が神経を直接締め付けている場合は温めると不快に感じるので、アイスパックや保冷剤をタオルなどに巻いて後頭部を冷やしてみましょう。 [ 方法3] 首の前後をストレッチ 首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、首の前と後ろをそれぞれストレッチします。 <首の前側> 胸鎖乳突筋ストレッチのやり方はこちら <首の後側> 僧帽筋ストレッチのやり方はこちら |
治療へ行くべきか? 判断ポイント |
医療機関で「異常なし」と診断され、後頭筋の症状が出ているケースの多くは、以前から首や肩の筋肉にこわばりがあり、それを”長い間放置”して悪化させたものです。 冷やしても温めても、いずれにせよ、症状が軽減するのは一過性なので、なるべく早めに首肩の過緊張を取る、鍼(はり)を使った根本治療をおすすめします。 |
3.「板状筋」が原因の場合
『板状筋』 痛みの特徴 |
板状筋は、細かく分けると2種類あり「頭板状筋」と「頚板状筋」では症状が異なります。目の奥に痛みを引き起こすのは、頭と背中と首をつなぐ「頚(けい)板状筋」で後背にある筋肉です。 ※解剖用語では首を「頚」と書きます。 ・目の奥の痛み ・目から頭の内部への痛み ・目のかすみ(視界がぼやける) ・首を動かしたときの背中の鈍痛 |
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こんな習慣・姿勢を していませんでしたか? |
無意識にやりがちなクセが原因に。 姿勢や習慣を見直すのも大切です。 ※頚板状筋が痛む原因はこちら |
自分でできること (応急処置として) |
[ 方法1] 板状筋を指でゆっくり押す 頚板状筋は首の横についているので、ゆっくりを指圧するように押してみます。
「板状筋の指圧」のやり方はこちら[ 方法2] 首と背中を温める 頚板状筋の位置を確認して、使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパックなどで温めてみましょう。 |
治療へ行くべきか? 判断ポイント |
上記方法を行っても、症状が緩和されない場合は、セルフケアで治せるような範囲は超えた状態です。 頚板状筋は、僧帽筋のように広範囲にある筋肉ではないので、骨に付着している近くをピンポイントで施術する必要があります。 全体的に(おおざっぱに)マッサージしたり、ストレッチで引き伸ばしたぐらいでは、緊張をほぐすことができない筋肉なので、鍼(ハリ)で板状筋を直接治療する方法をおすすめします。 |
<頭痛・首肩こり・痛みの専門治療>
鍼灸アロマ治療院かおり&やすらぎ
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