寝起きで頭痛、目の奥の痛み

頭痛で目が覚める
・寝起きに目の奥が痛む
・寝始めて少しすると頭痛で起きてしまう
・枕の高さを変えると楽になるが、
少しすると頭痛が起こる
という症状の方。
まずは病院で診てもらいましょう。
そのうえで「特に異常なし」と診断された場合
首の筋肉が過緊張を起こしている
可能性が高い。
原因は、首と頭の境目の筋肉4つ。
・大後頭直筋
・小後頭直筋
・上頭斜筋
・下頭斜筋
総称して“後頭下筋群”と呼ばれる筋肉で
とても深い場所にある筋肉
目の動きに合わせて顔の方向(角度)
を微妙に調整する役目をしています。
上記イラストのように、
耳の近くの側頭部に痛みのが特徴で、
目の周りから後頭部までと広範囲
に痛むので、頭半分だから片頭痛か?
と間違える方もいます。
⇒ 後頭下筋群の痛みの特徴はこちら
ちなみにですが・・・
痛いからと言って頭を
押しても温めても治りません。
残念ながらセルフケアが効きにくい。
(10分ぐらいウォーキングすると、
深部の血行が改善して筋緊張がやわらぎ、
痛みが緩和する場合がありますが…)
根本的には原因の筋肉を緩めるしかない。
この後頭下筋群は、
頭と首の境目でエリアは親指の幅ぐらい。
筋肉が3~4枚重なったかなり深い部位
にあるので、マッサージだけでは表面すぎて
刺激がとどきにくい。
これこそ鍼(はり)治療の出番です。
とはいえ、
鍼の道具を使えばなんでも鍼治療なわけで、
治療方法や技術はさまざま...
昔ながらの経絡(ツボ)を使った治療だと
ハリは、浅く刺す技術なので、
今回の症状を治すのは、かなり遠回りです。
現代医学的な知識と、深層までハリを刺入し
治療できる技術をもった鍼灸師に
後頭下筋を直接アプローチしてもらい
治してしまうのが一番の近道。
痛み止めの薬などに頼って
長期間、放置することがないように、
早めの治療をおすすめします。
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『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
健康コラム:目次
◆片目だけ涙が出る
◆こめかみが痛い頭痛
◆目の奥が痛い頭痛
◆ストレッチしたのにコリが取れない
◆虫歯ではないのに歯痛
◆頭痛で目が覚める
◆あなたはどの未病タイプ?↓
◆「東洋医学での頭痛」
◆「東洋医学チェックシート」
◆かおり&やすらぎ監修
「患者さまご自身で行う養生法」
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