耳の上 側頭が痛い
耳の上を押すと痛いときの頭痛タイプ
筋緊張型の頭痛に多く見られる症状で、片側の筋肉だけがこわばって硬くなった場合は、右側だけ痛い、左側だけ痛い左側だけ痛いという症状がでてきます。
血管拍動性の頭痛のように「ズキンズキン」とした脈打つ痛みではなく、「コリ感があって押してみると痛い」、「単発でズキっとすることがある」という症状が多い。
痛みが出ている所の筋肉(側頭筋)が原因と思いがちですが、
これは大きな間違い!
原因は首肩の筋肉なので、
側頭を「冷やしても」「温めても」「揉んでも」治りません。
下記3つのイラストと内容を参考に、自分に近いものを探してみましょう。
側頭部に痛みがでる筋肉
1 僧帽筋の痛みタイプ
特徴:頭痛(こめかみ、側頭)アゴの痛み、首の痛み
⇒この筋肉が硬くなる原因と緩和法はこちら
2 後頭下筋群の痛みタイプ
特徴:片側の頭半分の鈍痛、目~側頭~後頭の痛み
鈍痛で目が覚める、枕のおさまりが悪い
⇒この筋肉が硬くなる原因と緩和法はこちら
3 胸鎖乳突筋の痛みタイプ
特徴:頭痛(おでこ、目の周り、耳のうしろ)
目の奥の鈍痛、涙目、奥歯の鈍痛
⇒この筋肉が硬くなる原因と緩和法はこちら
上記のような症状が長く続く場合は、首肩の筋肉を柔らかくして、動きをもとにもどす必要があります。
特に「後頭下筋群タイプ」はかなり深い部分に筋肉があるので、鍼を使わないと治療が難しい。また、「胸鎖乳突筋」は痛みを出さずにマッサージする必要があるので、セルフケアに見切りをつけて、なるべく早めにご来院ください。
<頭痛・首肩こり・痛みの専門治療>
鍼灸アロマ治療院かおり&やすらぎ
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