こめかみ 押すと痛い

こめかみが痛い、
こめかみを押すと痛いという頭痛タイプについて。
病院で検査しても、とくに異常はなく
「緊張性頭痛」や「眼精疲労」など
といわれた場合。
頭痛をひきおこす原因は、
①僧帽筋、②胸鎖乳突筋
のどちらかが、
過剰に縮んで硬くなったことによる
関連痛と考えられます。
痛みが出ている場所や症状の現れ方で、
原因となる筋肉の見当がつくので
自分に近いものを探してみましょう。
<こめかみが痛む原因①>
★僧帽筋(とくに上部線維)
(そうぼうきん)
背中の一番表面にある大きな僧帽筋。
肩こりを引き起こす代表的な筋肉ですが、
こめかみに痛みを引き起こすのは、
僧帽筋の上のほうの線維(上部線維)
首~肩甲骨についている部分です。

(そうぼうきん)
背中の一番表面にある大きな僧帽筋。
肩こりを引き起こす代表的な筋肉ですが、
こめかみに痛みを引き起こすのは、
僧帽筋の上のほうの線維(上部線維)
首~肩甲骨についている部分です。

< 痛みの特徴 >
・こめかみ~頭部の痛み
・首の脇の痛み
< その他の症状 >
下あごの角が痛む、首や首の付け根の鈍痛
コートやリュックサック着用が苦痛
※僧帽筋頭痛の原因となる姿勢
や習慣はこちらをご覧ください。
・こめかみ~頭部の痛み
・首の脇の痛み
< その他の症状 >
下あごの角が痛む、首や首の付け根の鈍痛
コートやリュックサック着用が苦痛
※僧帽筋頭痛の原因となる姿勢
や習慣はこちらをご覧ください。
< 緩和方法 >
原因は首の後ろ側(僧帽筋)なので、
『こめかみ』や『頭皮』をアプローチ
(温めたり押したり)しても治らない
ということを覚えていてください。
僧帽筋は、背中の一番表面にあるので、
”硬くなりはじめ”や”軽症”の段階であれば、
セルフケアが効きやすい筋肉です。
[ 方法1]
僧帽筋(首)を集中的に温める
上記イラスト(僧帽筋の上部線維)の場所を
使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパック
などで、数十分温めてみましょう。
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[ 方法2]
僧帽筋(首)のストレッチをする
首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、
僧帽筋の上部線維をピンポイントで伸ばします。
※僧帽筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
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[ 方法3]
姿勢や習慣を見直す
僧帽筋の上部線維に負担がかかる姿勢
や習慣をしないように心掛けましょう。
はこちらをご覧ください。
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上記の緩和方法を行っても
こめかみの痛みが改善されない場合は
セルフケアの段階を通り越しています。
僧帽筋だけでなく、別の筋肉や
もっと深い部分にある筋肉も一緒に
硬くなっている可能性があるので、
なるべく早めに、
(こめかみが原因ではないという)
関連痛に対して知識と技術を持った治療院で
治してしまうことをおすすめします。
<こめかみが痛む原因②>
★胸鎖乳突筋(とくに胸骨頭)
(きょうさにゅうとつきん)
首の前側にある筋肉で、
パソコン画面をのぞき込む姿勢を長時間
していると痛みが出やすい筋肉です。
こめかみだけでなく目の奥が痛むときも
胸鎖乳突筋が関係しています。

< 痛みの特徴 >
・後頭部の痛み
・耳の後ろ(乳様突起)の痛み
・目や眉の周辺の痛み
・目頭からこめかみの痛み
< その他の症状 >
目の奥、目の周り、後頭部などの痛み
涙目、充血、目のかすみ、耳が聞こえにくい
※胸鎖乳突筋による痛みの詳しい内容は
こちらをご覧ください。
(きょうさにゅうとつきん)
首の前側にある筋肉で、
パソコン画面をのぞき込む姿勢を長時間
していると痛みが出やすい筋肉です。
こめかみだけでなく目の奥が痛むときも
胸鎖乳突筋が関係しています。

< 痛みの特徴 >
・後頭部の痛み
・耳の後ろ(乳様突起)の痛み
・目や眉の周辺の痛み
・目頭からこめかみの痛み
< その他の症状 >
目の奥、目の周り、後頭部などの痛み
涙目、充血、目のかすみ、耳が聞こえにくい
※胸鎖乳突筋による痛みの詳しい内容は
こちらをご覧ください。
< 緩和方法 >
原因は首の前(胸鎖乳突筋)なので、
『こめかみ』や『頭皮』をアプローチ
(温めたり押したり)しても治らない
ということを覚えていてください。
[ 方法1]
胸鎖乳突筋(首)のストレッチをする
首をまわして軽く筋肉をゆるませてから、
首の前側を集中的に伸ばします。
※胸鎖乳突筋ストレッチのやり方
はこちらをご覧ください。
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[ 方法2]
胸鎖乳突筋を温める
上記イラスト(胸鎖乳突筋)の場所を中心に
使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパック
などで、首全体を数十分温めてみましょう。
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[ 方法3]
姿勢や習慣を見直す
胸鎖乳突筋に負担がかかる姿勢
や習慣をしないように心掛けましょう。 はこちらをご覧ください。
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上記の緩和方法を行っても
こめかみの痛みが改善されない場合は
セルフケアの段階を通り越している状態。
ほとんどの場合、
首の前を緊張させる姿勢が原因なので
我慢していても、自然にほぐれることは
めったにありません。
なるべく早めに治療したほうがいいのですが、
じつは『首の前側の筋肉をしっかりほぐす』
のはプロでも難易度が高いテクニックです。
軽くさすった程度では治らないですし、
少しでも強いと痛みが出る部位なので、
首の前をしっかりアプローチできる技術
を持った治療院で施術をうけましょう。
しっかり首をアプローチしてもらえれば、
1回だけでも症状はかなり軽減します。

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『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
健康コラム:目次
◆片目だけ涙が出る
◆こめかみが痛い頭痛
◆目の奥が痛い頭痛
◆ストレッチしたのにコリが取れない
◆虫歯ではないのに歯痛
◆頭痛で目が覚める
◆あなたはどの未病タイプ?↓
◆「東洋医学での頭痛」
◆「東洋医学チェックシート」
◆かおり&やすらぎ監修
「患者さまご自身で行う養生法」
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