女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
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かおり&やすらぎ

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5.生理学が持つ説得力は最強!

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


『解剖生理学編:その1』


まずは、
筋肉の役割 = 生理学
を覚えてしまいましょう。

生理学が持つ説得力は最強です。

なにせ、
人間の身体がどのように動いているか
という正道の説明ですから、

これを覚えて、
だれにでもわかりやすく
説明できるようになると

説得力が増します。

施術を受ける方に向けて
「不調のメカニズム」「改善するためのメカニズム」
を説明することができるようになりましょう。

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<骨格筋の役割>
いろいろあるのですが、
ここは重要な3つを覚えましょう。


1.運動・姿勢保持
筋肉はゴムのように弾力があります。
意識的に力を入れることで、縮む&硬くする
という性質を使って、身体を動かしています。

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この役割がうまく働かなくなると、
筋肉がずっと縮んだまま →硬くなる
という状態になり、関節の可動域が狭くなる。

また、近接する神経や血管も、
一緒に巻き込んで縮むので、
痛みやしびれにも関与します。

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2.体温の産生
体の中で、熱生産を1番している器官は、骨格筋。
筋を収縮して熱をつくり、そのときのエネルギー
約3/4を体温保持に使っています。

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この役割がうまく働かなくなると、
自家発電ができない、ということなので、
身体が冷えやすくなります。

靴下を重ね着しても冷たいまま、
という人は、
自分で温める力(自家発電力)が弱い
ということです。

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3.体液循環を助けるポンプ作用
筋は縮むついでに、近くの血管やリンパ管
の壁をぎゅ!ぎゅ!と押します。
それが血液やリンパ液を押し流す原動力
ポンプ力となっています。

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この役割がうまく働かなくなると
心臓へ戻る血液やリンパ液の流れが悪くなるので、
むくみやすくなります。

また、内臓への血液循環も停滞ぎみになるので
臓器の働きが鈍くなり、
腹痛や疲労につながります。

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上記3つが、代表的な筋肉の役割です。

とくに重要なのは、
「体温をつくる」
「循環のポンプ力」

という筋肉の仕事です。


「冷え」「むくみ」と筋肉の関係
を結びつけて覚えてしまうこと。


不思議なもので
勉強したことがあっても、なぜだか
ちまたにある「リンパの流れを良くして...」
というような健康説に洗脳される人が多く
プロでも忘れていることが多いんです(笑)


手足が冷える、むくみ感があるという悩み
を聞いたら、
筋肉の状態はどうかな?
と発想できるようにしておくのが大切です。
(※病的な冷えやむくみは対象外)

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6.連鎖を覚えると鉄板トークになる


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アロマセラピストの技術を
職人技までスキルアップする方法
<目次>

はじめに
1.「精油選び」それだけで効く?
2.精油だけでは限界がある
3.アロマ以外に必要なスキル
4.解剖学と東洋医学のメリット

『解剖生理学編』
5.生理学が持つ説得力は最強! 
6.連鎖を覚えると鉄板トークになる
7.コリと実際の硬さは一致しない
8.リンパ論はいったん封印しよう
9.病気と健康体を区別しよう 
10.解剖学はこの本で学べ
11.覚えるべき筋肉は、これだ!
12.筋肉の覚え方のコツ
13.起始と停止で「動き」がわかる
14.起始と停止で「運動療法」もわかる
15.起始と停止で「マッサージ」もわかる
 

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