女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
(社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会員
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かおり&やすらぎ

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13.起始と停止で「動き」がわかる

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法

『解剖生理学編:その9』

プロになる勉強法

スキルアップのために、
解剖生理学を学び直ししています。

「起始」と「停止」を覚えると、
筋肉のすみずみまでアプローチができる
(トリートメント技術の差として表れる)

というお話をしました。

さらに、それだけではなく、
起始と停止を覚えると、
筋肉の「動き」も一緒に頭に入ります。

ここで、起始と停止の働き
生理学をおさらいしましょう。

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起始は、筋肉の始まる部位ですが、
別な言い方をすると、
からだの中心に近い側」で
動かすときに固定して軸になる側です。

停止は、筋肉の終わる部位であり
からだの中心から遠い側」で
自由に動かしやすい側です。

筋肉はゴムのような弾力線維
でできているので
脳からの指令があると縮む
という動きをします。

では、
ここでクイズです。

筋肉はどの方向へ向かって
縮むのでしょう?

3秒でお答えください。
ぴ、ぴ、ぴ~ん!

正解は...前記の通り
固定軸にする側、自由に動かす側
がカギになります。

多くの日常動作の場合、
背骨に近い起始側を固定軸にして
体を動かすので、
停止側が起始方向へ縮んでくる
という動きをします。

なので、
僧帽筋上部の動きはどうなるかというと
下記の緑色の矢印方向に縮んでくる
ということになります。

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僧帽筋上部の停止「鎖骨の外側3分の1」が
起始「後頭骨と項靭帯」へ向かって縮む。

つまり、
肩を上げるという動作の時に
僧帽筋上部を使っています。

テキストを見てみましょう。
作用の欄に書いてありませんか?

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医療系、スポーツ系の学生さんが
筋肉の解剖生理学を勉強するときは
作用も丸暗記というのが多いのですが(笑)

起始と停止が、しっかり分かっていれば、
「停止が起始方向へ縮む」法則
を思い出すことで、
筋肉の動きも芋ずる式で出てきます。

起始と停止の勉強は
筋肉のすみずみまでアプローチできる
だけでなく、
筋肉の動きも導き出すことができる
という一石二鳥の学習なんです。

14.起始と停止で「運動療法」もわかる
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