女性のための鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷駅から徒歩6分、頭痛や不眠の鍼治療・妊活鍼灸、鍼灸とアロマを融合した女性のための鍼灸治療院
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8.リンパ論はいったん封印しよう

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


『解剖生理学編:その4』

具体的な筋肉解剖へ進む前に、
私から一つ提案したいことがあります。


『詰まったリンパの流れを良くして・・・』
という、
リンパ論はいったん封印しませんか。


たしかにリンパ液の流れは大切です。

「汚れて詰まった流れをキレイすると
老廃物が流れて、身体が軽くなります♪」

と聞くと、とても爽快感がありますが、
実際のところ、人間はそこまで単純ではなく、
いろんな器官の共鳴で身体を動かしています。

説明しなれたフレーズに頼り切ってしまうと
もうそれ以上の新しい知識は入っていきません。

”リンパ論以外”で説明するならどうすればいいか
ということを考えるようにしましょう。

木を見て森を見ず。

ということにならないように、
大道の「生理学」に照らし合わせて、
リンパ液と血液の全体像を、
ここでギュッとまとめて簡単に説明します。

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全身を循環する視点でみると経路は、
大きく分けて3つ
1.動脈(血液が出ていく経路)
2.静脈(血液が戻る経路)
3.リンパ管(リンパ液が戻る経路)



ここで重要なのは、
心臓から出ていくのは1経路(動脈)に対して、
全身から戻ってくるのは2経路(静脈とリンパ管)
ということです。

なぜ戻るときだけルートが2つ
あるのだと思いますか?

全身から戻ってくるときの体液には
各細胞から回収された二酸化炭素や、
老廃物が入っています。

2つあるルートのうち
「静脈」は心臓と直接つながっているため、
害がありそうな物質を
入れるわけにはいきません。

そこで闇ルート「リンパ管」の出番!
(笑)

静脈には入れられない怪しげなものを、
いったんリンパ管に入れて、流れを迂回させます。

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リンパ管の途中には「リンパ節」という検問所が
多数あり、白血球が待ち構えているので、
異物だとわかれば、戦いが起こり処理されます。

感染症などでは、ウイルスvs.白血球の戦いで
たくさんのリンパ節が戦場と化し、腫れます。

お医者さんは、そんな腫れた首など触って、
体調を確認している...というわけです。


さて、
リンパ管は老廃物が流れている
と聞いてしまうと、
「むくみ」はリンパ節が詰まるからなんじゃないか
と思われてしまいそうですが、

ガンの手術でリンパ節を切除したり、
病気やケガでない限り
リンパ管が詰まってむくむなんてことは、
そうそう起きません。



全身から心臓方向へ戻る体液の比率は、
約9割が静脈
リンパ管は約1割程度です。

それに、検問所&処理場の役割をしている
リンパ節なので、
そうそう早く通過してもらっちゃ困るんです。

リンパ液は動脈のように
速くは流れない。

ゆっくり流れる必要がある。ゆっくりでOK。

では、管が詰まっているのでなければ
どうして「むくみ」がおきるのでしょう?

それは
体液を流すときの動力源である
筋肉のポンプ力が弱まっている
からです。

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全身からもどってくる2経路(静脈・リンパ管)は、
どちらも筋肉のポンプ力を使って動いています。

筋肉に柔らかさがなくなり、
縮んで押し出すポンプ力が弱まると、
重力に逆らって体液をもどす
ことができなくなり、むくみが起きます。

ついつい
リンパ液の流れに意識が向きますが、
どちらかというと、全体の9割もある
静脈の流れの悪さの方が深刻

さいわいにして、
静脈とリンパ管はとても近くにあるので、
その周辺の筋肉をアプローチすることで、
弾力が回復して、ポンプ力がアップします。

「むくみ」には
筋肉が関係している
ということを覚えておいてください。


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