女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
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かおり&やすらぎ

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7.コリ感と実際の硬さは一致しない。

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アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法


『解剖生理学編:その3』

前回のつづき
一見すると、筋肉とは関係のない症状に思える
「むくみ」や「冷え」が
じつは「筋肉が縮んで硬くなっている」
ということと大きく関係していて、
芋づる式に連鎖する
ということをお話しました。


「筋肉が縮んで硬い」を一般的に表現すると
「筋肉のコリ」「こわばり」
「張っている感じ」


こう聞くとどうです?
たいしたことない症状
と思いがちじゃないですか?

「硬いだけで、動かないわけじゃないし。」
「そこまで痛いというわけじゃないし。」

そう言って
多くの方が症状を放置してしまうのは、
こんな過信があるからだと思います。

・痛みは徐々にやってくる
・危なくなる前に気づくはず


でも、残念ながら・・・
人間の身体はそうできていません。

コリの感覚は悪化しすぎると、
ある時点から感じなくなります。

これが恐ろしい。

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コリ感が長い期間つづくと
脳がストレス過多の身体だと認知して、
あるときから
「軽い痛みの感覚は無視」
するようになります。

痛みが消えたから、自然に治った?!
と勘違いしがちなのですが、じつは
感覚が鈍った危うい状態。

つぎに感覚がもどるのは
すご~く
大きな痛みになったとき


ぎっくり腰、寝違え、五十肩など
激しい痛みになるまで、無視され続けます。

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警報が鳴らずに、いきなり激痛が走る
ので「突然の不幸」と思われがちですが、

ハッキリ言えば、
五十肩も、ぎっくり腰も、寝違えも
健康な体には起きにくい症状です。


これと同じように、
検査をしても正常なのに、体調がすぐれない
という、不定愁訴の患者さんを診ていると、

長年の疲労が蓄積して、
筋肉がガチガチに硬く縮んでいるのに
自覚がないという方が多いように感じます。

「コリなんて感じたことないですから~♪」
と、爽やかな口ぶり(笑)

医療現場にいる立場としては、
警鐘を鳴らしたい。


不健康な筋肉の知覚は、あてにはならない。
コリ感や痛みと、筋肉の硬さは比例しない。
ということを、ぜひ覚えておいてください。

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8.リンパ論はいったん封印しよう


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アロマセラピストの技術を
職人技までスキルアップする方法
<目次>

はじめに
1.「精油選び」それだけで効く?
2.精油だけでは限界がある
3.アロマ以外に必要なスキル
4.解剖学と東洋医学のメリット

『解剖生理学編』
5.生理学が持つ説得力は最強! 
6.連鎖を覚えると鉄板トークになる
7.コリと実際の硬さは一致しない
8.リンパ論はいったん封印しよう
9.病気と健康体を区別しよう 
10.解剖学はこの本で学べ
11.覚えるべき筋肉は、これだ!
12.筋肉の覚え方のコツ
13.起始と停止で「動き」がわかる
14.起始と停止で「運動療法」もわかる
15.起始と停止で「マッサージ」もわかる
 

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