7.コリ感と実際の硬さは一致しない。
アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法
⑦
『解剖生理学編:その3』
前回のつづき
一見すると、筋肉とは関係のない症状に思える
「むくみ」や「冷え」が
じつは「筋肉が縮んで硬くなっている」
ということと大きく関係していて、
芋づる式に連鎖する
ということをお話しました。
「筋肉が縮んで硬い」を一般的に表現すると
「筋肉のコリ」「こわばり」
「張っている感じ」
こう聞くとどうです?
たいしたことない症状
と思いがちじゃないですか?
「硬いだけで、動かないわけじゃないし。」
「そこまで痛いというわけじゃないし。」
そう言って
多くの方が症状を放置してしまうのは、
こんな過信があるからだと思います。
・痛みは徐々にやってくる
・危なくなる前に気づくはず
でも、残念ながら・・・
人間の身体はそうできていません。
コリの感覚は悪化しすぎると、
ある時点から感じなくなります。
これが恐ろしい。
コリ感が長い期間つづくと
脳がストレス過多の身体だと認知して、
あるときから
「軽い痛みの感覚は無視」
するようになります。
痛みが消えたから、自然に治った?!
と勘違いしがちなのですが、じつは
感覚が鈍った危うい状態。
つぎに感覚がもどるのは
すご~く
大きな痛みになったとき
ぎっくり腰、寝違え、五十肩など
激しい痛みになるまで、無視され続けます。
警報が鳴らずに、いきなり激痛が走る
ので「突然の不幸」と思われがちですが、
ハッキリ言えば、
五十肩も、ぎっくり腰も、寝違えも
健康な体には起きにくい症状です。
これと同じように、
検査をしても正常なのに、体調がすぐれない
という、不定愁訴の患者さんを診ていると、
長年の疲労が蓄積して、
筋肉がガチガチに硬く縮んでいるのに
自覚がないという方が多いように感じます。
「コリなんて感じたことないですから~♪」
と、爽やかな口ぶり(笑)
医療現場にいる立場としては、
警鐘を鳴らしたい。
不健康な筋肉の知覚は、あてにはならない。
コリ感や痛みと、筋肉の硬さは比例しない。
ということを、ぜひ覚えておいてください。
8.リンパ論はいったん封印しよう
職人技までスキルアップする方法
⑦
『解剖生理学編:その3』
前回のつづき
一見すると、筋肉とは関係のない症状に思える
「むくみ」や「冷え」が
じつは「筋肉が縮んで硬くなっている」
ということと大きく関係していて、
芋づる式に連鎖する
ということをお話しました。
「筋肉が縮んで硬い」を一般的に表現すると
「筋肉のコリ」「こわばり」
「張っている感じ」
こう聞くとどうです?
たいしたことない症状
と思いがちじゃないですか?
「硬いだけで、動かないわけじゃないし。」
「そこまで痛いというわけじゃないし。」
そう言って
多くの方が症状を放置してしまうのは、
こんな過信があるからだと思います。
・痛みは徐々にやってくる
・危なくなる前に気づくはず
でも、残念ながら・・・
人間の身体はそうできていません。
コリの感覚は悪化しすぎると、
ある時点から感じなくなります。
これが恐ろしい。
コリ感が長い期間つづくと
脳がストレス過多の身体だと認知して、
あるときから
「軽い痛みの感覚は無視」
するようになります。
痛みが消えたから、自然に治った?!
と勘違いしがちなのですが、じつは
感覚が鈍った危うい状態。
つぎに感覚がもどるのは
すご~く
大きな痛みになったとき
ぎっくり腰、寝違え、五十肩など
激しい痛みになるまで、無視され続けます。
警報が鳴らずに、いきなり激痛が走る
ので「突然の不幸」と思われがちですが、
ハッキリ言えば、
五十肩も、ぎっくり腰も、寝違えも
健康な体には起きにくい症状です。
これと同じように、
検査をしても正常なのに、体調がすぐれない
という、不定愁訴の患者さんを診ていると、
長年の疲労が蓄積して、
筋肉がガチガチに硬く縮んでいるのに
自覚がないという方が多いように感じます。
「コリなんて感じたことないですから~♪」
と、爽やかな口ぶり(笑)
医療現場にいる立場としては、
警鐘を鳴らしたい。
不健康な筋肉の知覚は、あてにはならない。
コリ感や痛みと、筋肉の硬さは比例しない。
ということを、ぜひ覚えておいてください。
8.リンパ論はいったん封印しよう
<頭痛・首肩こり・痛みの専門治療>
鍼灸アロマ治療院かおり&やすらぎ
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