12.筋肉の覚え方のコツ
アロマセラピストの技術を、
職人技までスキルアップする方法
⑫
『解剖生理学編:その8』
アロマトリートメントの技術力アップ
に欠かせない勉強として、
15種類(+5種類)
の筋肉を、学びなおすことになります。
覚えるのは、筋肉の
「起始」と「停止」
言い換えると
筋肉がどこからどこまでついているか
を覚えるということです。
起始と停止を覚えるだけで
その筋肉の作用や動き、
「どんな動きをするときに使うのか」
「硬くなるとどんな姿勢になるのか」
などが、
一緒に理解できるようになります。
まず、背中にある代表的な筋肉
『僧帽筋』を例に説明します。
いきなりですが(笑)
僧帽筋だけは、ちょっと特殊です。
広範囲で動きが部位によって違うので
この筋肉だけは下記3つに分けて
①僧帽筋上部(上部線維)
②僧帽筋中部(中部線維)
③僧帽筋下部(下部線維)
個々に1つの筋肉として覚えましょう。
えっ!15+5個の筋肉じゃないじゃん!
...って思った方。当たりです(笑)
だから15+5個ではなく、
15種類+5種類と書いたんですよん。
がはは。
まぁまぁ、そうはいっても
たいした数は増えませんから、
ご安心ください。
ではさっそく、
テキストを開いてみてみましょう!
『①僧帽筋上部』を例に
覚え方を説明していきます。
起始と停止を見てみると、
上記のように書いてあります。
「後頭骨」は聞き覚えのある骨の名前ですね。
では、どのへんにあるかわかりますか?
「項靭帯」とはなんでしょう?
もし、知らない名前が出てきたら、
イラスト写真で部位を確認したり、
用語の確認を必ずしましょう。
ちなみに
「項靭帯(こうじんたい)」とは、
頚椎の棘突起(背面中央のでっぱり)の
上にある靭帯(線維性膜)で、
後頭骨(頭蓋骨の後下方の骨)から第7頚椎
まで、後ろ首の中央を縦に走る靭帯です。
テキストには写真があるので、
必ず見てイメージをつかみましょう。
著作権の関係で
ここでは別のイラストを用います↓
後頭骨(紫色の線)と、項靭帯(青色の線)
ここが僧帽筋上部の「起始」です。
この絵も、テキストの画像も
左側にしか僧帽筋がありませんが、
右側にも同じ筋肉がありますので
お忘れなく(笑)
解剖学の画像(イラスト)は、
その下の層に何があるかも分かるように
たいがいは、左右どちらかが、
一枚めくった状態になっています。
では次に
「停止」を確認しましょう。
「鎖骨の外側3分の1」とありますが
このイラストではわかりません。
別の角度のイラストで確認します。
(テキストには別角度も載っています)
鎖骨の外側3分の1(緑色の丸印)が
僧帽筋上部の「停止」です。
お気づきでしょうか?
背中にある筋肉が、
じつは身体の前側まで付いている
ということです。
僧帽筋を施術をするときは、
これを踏まえて、
鎖骨の外側まで行います。
筋肉のすみずみまで施術している。
最後の一押しまで手を抜かない。
という積み重ねは、
技術の差として結果に表れます。
ねらった筋肉を、
すみずみまでトリートメントするには
筋肉の名前だけでなく、
「起始」と「停止」という
どこから始まって、
どの部位まで付いているか
を知っているからこその技術です。
この機会に、もう一度丁寧に
筋肉の付き方を確認してみてください。
13.起始と停止で「動き」がわかる。
職人技までスキルアップする方法
⑫
『解剖生理学編:その8』
アロマトリートメントの技術力アップ
に欠かせない勉強として、
15種類(+5種類)
の筋肉を、学びなおすことになります。
覚えるのは、筋肉の
「起始」と「停止」
言い換えると
筋肉がどこからどこまでついているか
を覚えるということです。
起始と停止を覚えるだけで
その筋肉の作用や動き、
「どんな動きをするときに使うのか」
「硬くなるとどんな姿勢になるのか」
などが、
一緒に理解できるようになります。
まず、背中にある代表的な筋肉
『僧帽筋』を例に説明します。
いきなりですが(笑)
僧帽筋だけは、ちょっと特殊です。
広範囲で動きが部位によって違うので
この筋肉だけは下記3つに分けて
①僧帽筋上部(上部線維)
②僧帽筋中部(中部線維)
③僧帽筋下部(下部線維)
個々に1つの筋肉として覚えましょう。
えっ!15+5個の筋肉じゃないじゃん!
...って思った方。当たりです(笑)
だから15+5個ではなく、
15種類+5種類と書いたんですよん。
がはは。
まぁまぁ、そうはいっても
たいした数は増えませんから、
ご安心ください。
ではさっそく、
テキストを開いてみてみましょう!
『①僧帽筋上部』を例に
覚え方を説明していきます。
起始と停止を見てみると、
上記のように書いてあります。
「後頭骨」は聞き覚えのある骨の名前ですね。
では、どのへんにあるかわかりますか?
「項靭帯」とはなんでしょう?
もし、知らない名前が出てきたら、
イラスト写真で部位を確認したり、
用語の確認を必ずしましょう。
ちなみに
「項靭帯(こうじんたい)」とは、
頚椎の棘突起(背面中央のでっぱり)の
上にある靭帯(線維性膜)で、
後頭骨(頭蓋骨の後下方の骨)から第7頚椎
まで、後ろ首の中央を縦に走る靭帯です。
テキストには写真があるので、
必ず見てイメージをつかみましょう。
著作権の関係で
ここでは別のイラストを用います↓
後頭骨(紫色の線)と、項靭帯(青色の線)
ここが僧帽筋上部の「起始」です。
この絵も、テキストの画像も
左側にしか僧帽筋がありませんが、
右側にも同じ筋肉がありますので
お忘れなく(笑)
解剖学の画像(イラスト)は、
その下の層に何があるかも分かるように
たいがいは、左右どちらかが、
一枚めくった状態になっています。
では次に
「停止」を確認しましょう。
「鎖骨の外側3分の1」とありますが
このイラストではわかりません。
別の角度のイラストで確認します。
(テキストには別角度も載っています)
鎖骨の外側3分の1(緑色の丸印)が
僧帽筋上部の「停止」です。
お気づきでしょうか?
背中にある筋肉が、
じつは身体の前側まで付いている
ということです。
僧帽筋を施術をするときは、
これを踏まえて、
鎖骨の外側まで行います。
筋肉のすみずみまで施術している。
最後の一押しまで手を抜かない。
という積み重ねは、
技術の差として結果に表れます。
ねらった筋肉を、
すみずみまでトリートメントするには
筋肉の名前だけでなく、
「起始」と「停止」という
どこから始まって、
どの部位まで付いているか
を知っているからこその技術です。
この機会に、もう一度丁寧に
筋肉の付き方を確認してみてください。
13.起始と停止で「動き」がわかる。
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鍼灸アロマ治療院かおり&やすらぎ
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