女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
(社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会員
(公社)日本アロマ環境協会 総合資格認定校

かおり&やすらぎ

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片目だけ涙、片側の涙目

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片側だけ涙目、片目だけ涙が出る

 
片目だけ涙が出る片側だけが涙目右目だけ(左目だけ)涙がうるむという症状で、
眼科で検査しても「とくに異常なし」と診断された場合

精神的ストレスも要因の一つではありますが、

一番の原因は「首の筋肉のこわばり」が周囲に関連痛を起こし、
その二次的症状として涙が出ている可能性が高いです。

 
「涙目」を引き起こす2つの筋肉
 

  1  胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
   ※首の前側にある筋肉

  2  頚板状筋(けいばんじょうきん)
   ※首の後ろ側~首の脇にある筋肉
 
 2つの筋肉ともに、からだの右側と左側に一つずつついている筋肉なので、片側の筋肉だけが過剰に硬くなってしまうと、片側だけに涙目を引き起こします。

多くの場合、悪い姿勢でパソコンやスマホなどに集中してしまい、気付かぬうちに長時間偏った筋肉にだけ負担をかけしまい、慢性化して引き起こすことが多い。

 「コリ感の出ている場所」で、どちらの筋肉なのか見当がつくので、下記2つのイラストと内容を参考に、自分に近いものを探してみましょう。

 
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  1.胸鎖乳突筋が原因の場合 

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『胸鎖乳突筋』
痛みの特徴
胸鎖乳突筋は、細かく分けると2種類あり「胸骨頭」「鎖骨頭」で症状が異なります。涙目を引き起こすのは頭と胸骨を結ぶ筋線維「胸骨頭」で体の中心側の線維です。

・涙目、充血、目のかすみ
・目の奥の痛み
・目頭からこめかみの痛み
・耳の後ろや後頭部の痛み
・コリがある側の耳が聞こえにくい
こんな習慣・姿勢を
していませんでしたか?
無意識にやりがちなクセが原因に。
姿勢や習慣を見直すのも大切です。
※胸鎖乳突筋の痛みの原因はこちら
自分でできること
(応急処置として)
 [ 方法1] 
胸鎖乳突筋(首)のストレッチをする
首をまわして筋肉をゆるませてから、首の前側を集中的に伸ばします。涙目になっている側を多めに行いましょう。
胸鎖乳突筋ストレッチのやり方はこちら

 [ 方法2] 
胸鎖乳突筋を温める
上記イラスト(胸鎖乳突筋)の場所を温めましょう。使い捨てカイロやレンジで温めるホットパックなどが便利。
 
治療へ行くべきか?
判断ポイント
上記のストレッチや温めは、『これ以上悪くならないため』の応急処置と思ってください。筋肉の関連痛が原因で(片目だけ)涙が出るという時点で、セルフケアで治せるような範囲は超えた状態です。

通常は、胸鎖乳突筋が硬くこわばってくると、
『首の前側のコリ感』 ⇒ 『こめかみ・目のまわりの鈍痛』という経緯をたとりますが、それを放置すると『目の奥の鈍痛』も加わります。

この苦痛な状態を、さらに長い期間放置して"こじらせた"のが『(片目だけ)涙が出る』という症状です。

胸鎖乳突筋だけでなく、もっと深くにある首の筋肉(斜角筋)や、肩や背中の深層筋まで一緒に硬くなっている可能性がとても高い。

筋肉は何層にも重なっていて、表層の筋肉が柔らかくならないと深層にはたどり着かないため、鍼を使ったとしてもある程度の回数は必要です。

また、治っていく過程の多くは「目の奥の鈍痛」「こめかみ・目のまわりの鈍痛」「首肩のコリ感」などが先に消失し、

これらの苦痛感がなくなった一番最後のほうに「気がつくと涙が出なくなった」という改善の仕方が多くみられます。

「片目だけ涙がでる症状の改善」までには回数はかかりますが、治療のたびに首肩背中のこわばりが改善されるので、自律神経も整って呼吸が深くなり熟眠感もでてきます。

ほとんどの場合、我慢していても自然にほぐれることは、めったにないので、この機会にしっかり治療することをおすすめします。
 
 
 

  2.頚板状筋が原因の場合 

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『板状筋』
痛みの特徴
板状筋は、細かく分けると2種類あり「頭板状筋」と「頚板状筋」では症状が異なります。涙目を引き起こすのは、頭と背中と首をつなぐ「頚(けい)板状筋」で後背にある筋肉です。
※解剖用語では首を「頚」と書きます。

・目の奥の痛み
・目から頭の内部への痛み
・目のかすみ(視界がぼやける)
・首を動かしたときの背中の鈍痛
こんな習慣・姿勢を
していませんでしたか?
無意識にやりがちなクセが原因に。
姿勢や習慣を見直すのも大切です。
※頚板状筋が痛む原因はこちら
自分でできること
(応急処置として)
 [ 方法1] 
板状筋を指でゆっくり押す
頚板状筋は首の横についているので、ゆっくりを指圧するように押してみます。
「板状筋の指圧」のやり方はこちら

 [ 方法2] 
首と背中を温める
頚板状筋の位置を確認して、使い捨てカイロ、レンジで温めるホットパックなどで温めてみましょう。
治療へ行くべきか?
判断ポイント
上記の指圧や温めは、『これ以上悪くならないため』の応急処置と思ってください。筋肉の関連痛が原因で(片目だけ)涙が出るという時点で、セルフケアで治せるような範囲は超えた状態です。

通常は、頚板状筋が硬くこわばってくると、
『首の可動域制限』 ⇒ 『振り返ると首背中の一部が痛む』という経緯をたとりますが、それを放置すると『目の奥の鈍痛』も加わります。

この苦痛な状態を、さらに長い期間放置して"こじらせた"のが『(片目だけ)涙が出る』という症状です。

首の前側の筋肉や、背中の深層筋まで一緒に硬くなっている可能性がとても高い状態。

また頚板状筋は、広範囲にある筋肉ではないので、骨に付着している近くをピンポイントで施術する必要があり、表層の筋肉が柔らかくならないと深層にはたどり着かないため、鍼を使ったとしてもある程度の回数は必要です。

また、治っていく過程の多くは「首の可動域制限」「目の奥の鈍痛」「首肩のコリ感」などが先に消失し、

これらの苦痛感がなくなった一番最後のほうに「気がつくと涙が出なくなった」という改善の仕方が多くみられます。

「片目だけ涙がでる症状の改善」までには回数はかかりますが、「目のかすみ」や「目の奥の鈍痛」が同時に緩和されるため、胸鎖乳突筋が原因の涙目の治療より、目の症状改善を実感しやすいかと思います。

治療後に、「視界が広がった」「はっきり見えるようになった」ことで首の筋肉(頚板状筋)がこっていたのか...実感する人も多いのも、この筋肉の特徴。

ほとんどの場合、我慢していても自然にほぐれることは、めったにないので、この機会にしっかり治療することをおすすめします。
 


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かおり&やすらぎ監修
 < 患者様向け 養生メニュー > 

ストレッチ、マッサージ法、体質別のツボ活用
アロマ活用法、精油選び、お灸の使い方など

養生メニュー:もくじ

耳の上 側頭が痛い

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耳の上を押すと痛いときの頭痛タイプ

 耳の上を押すと痛みがある頭痛タイプ。
筋緊張型の頭痛に多く見られる症状で、片側の筋肉だけがこわばって硬くなった場合は、右側だけ痛い左側だけ痛い左側だけ痛いという症状がでてきます。

血管拍動性の頭痛のように「ズキンズキン」とした脈打つ痛みではなく、「コリ感があって押してみると痛い」「単発でズキっとすることがある」という症状が多い。

 
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痛みが出ている所の筋肉(側頭筋)が原因と思いがちですが、
これは大きな間違い!

原因は首肩の筋肉なので、
側頭を「冷やしても」「温めても」「揉んでも」治りません。

下記3つのイラストと内容を参考に、自分に近いものを探してみましょう。
 
側頭部に痛みがでる筋肉
  
  1  僧帽筋の痛みタイプ
   特徴:頭痛(こめかみ、側頭)アゴの痛み、首の痛み
   ⇒この筋肉が硬くなる原因と緩和法はこちら
 
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  2  後頭下筋群の痛みタイプ
   特徴:片側の頭半分の鈍痛、目~側頭~後頭の痛み
      鈍痛で目が覚める、枕のおさまりが悪い
   ⇒この筋肉が硬くなる原因と緩和法はこちら
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  3  胸鎖乳突筋の痛みタイプ
   特徴:頭痛(おでこ、目の周り、耳のうしろ)
      目の奥の鈍痛、涙目、奥歯の鈍痛
      ⇒この筋肉が硬くなる原因と緩和法はこちら
 
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 上記のような症状が長く続く場合は、首肩の筋肉を柔らかくして、動きをもとにもどす必要があります。

特に「後頭下筋群タイプ」はかなり深い部分に筋肉があるので、鍼を使わないと治療が難しい。また、「胸鎖乳突筋」は痛みを出さずにマッサージする必要があるので、セルフケアに見切りをつけて、なるべく早めにご来院ください。
 

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『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
が提案する自宅セルフケア

◆養生メニュー
もくじ

虫歯ではないのに歯痛

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側頭筋のこわばりが
歯痛を引き起こす



当院がクリニックのアロマ外来でも行っている
『ニューロマスキュラーセラピー』ですが、
注:Neuro(神経)+Muscular(筋肉の)+Therapy(療法)

口腔には問題がないのに歯痛
というケースの治療法として、
最近この療法は、
歯科医院にも広がっています。
 
たとえば、

「特に歯は異常ないですよ♪」
といわれたのに
歯に鈍い痛みや違和感がある場合。

違和感…という感覚は人それぞれなので
表現が難しいのですが

噛みしめたとききに歯が浮く
感覚があったり、
歯根に向けて歯を押しつぶしたような
感覚だったり、

原因がどの歯なのか見当がつかない状態で
ギシギシするような鈍い感覚

なんかがある場合は、

頭部の筋肉が過緊張を起こして
”歯への関連痛”
を引き起こしている可能性
があります。

原因の一つが下記↓『側頭筋』
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上の歯全体に漠然とした鈍痛が出ます。

「側頭筋」は、
こめかみの後ろから耳にかけて
存在する筋肉で、噛みしめたり、
下あごを引き上げるときに使います。

ガムの噛みすぎたり、側頭部が冷えると
症状はさらに悪化するので要注意です。


<日常生活での緩和ポイント>
・洗髪後は早めに髪を乾かすこと
・エアコンの風が頭部にあたらないようにすること
・頭皮が冷えないように冬場は帽子を着用

<セルフケアをするときの注意点>
側頭筋の周囲には神経や血管があるので、
強く揉むと、かえって痛みが増す
場合があります。

①セルフマッサージをする場合
指先(2~5指)を使って、頭頂に向かって
引きずり上げるようにマッサージすること。

②簡易的に温めるならドライヤーを使用
頭を温めた後、タオルやゆるい帽子で
頭を保温するのがおすすめです。

とはいえ、
セルフケアでは限界がある症状なので
あまり我慢せずに早めに
鍼灸マッサージで治療してしまうこと
をおすすめします。


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頭痛をチェック(クリック↓詳細)
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『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
健康コラム:目次

片目だけ涙が出る
こめかみが痛い頭痛
目の奥が痛い頭痛
ストレッチしたのにコリが取れない
虫歯ではないのに歯痛
頭痛で目が覚める

◆あなたはどの未病タイプ?↓
「東洋医学での頭痛」
「東洋医学チェックシート」

◆かおり&やすらぎ監修
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