女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
(社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会員
(公社)日本アロマ環境協会 総合資格認定校

かおり&やすらぎ

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お風呂上りにオイルを塗るべし

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加齢にともなう冬場の乾燥肌(かゆみ)
に注意しましょう。

皮膚にかゆみが出てしまったら
薬を使わずに症状を抑えるのは難しいので
(かゆみの説明はこちらからどうぞ)
痒くならないように予防するのが最善策。

とはいえ、
12月~2月ぐらいまでの寒い時期は
湯温42℃以上の熱いお湯でシャワーや
お風呂に入ることが多くなるのですが

お湯の温度が高くなるほど
皮膚の潤いは取れやすくなります。


通常は、潤いが取れても、
汗や皮脂がすぐに肌表面を潤すので
問題がないのですが、

加齢とともに分泌が衰える
肌荒れや痒みを引き起こす原因に。

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特に痒くなりがちなのが、
下着が肌に当たる部分の
「お腹周り」「バストライン」

熱いシャワーが直接あたる
「背中」「首すじ」も乾燥しがち。

また、意外なところでは、
Gパンやボトムスで皮膚が擦れる
「太もも」の前側や内側も
痒みが出やすい部分です。


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お風呂上りに
皮膚の乾燥、ツッパリ感など
を少しでも感じてきたら、
早めにボディケアを習慣づけましょう。

”肌が荒れていない”状態なら
まずはボディオイルだけで十分。

ボディローション(化粧水)は無しでもOK。

なぜなら
ヒトの皮膚表面には「天然保湿因子」という
水分を保つ成分がもともと存在しています。

具体的に言えば、
乳酸、乳酸ナトリウム、尿素など
水分を引き付ける成分なのですが、

基礎発汗(目に見えないほとの少量の汗)
にも、この成分は含まれており
たえず皮膚表面を潤して
自家製で「水の膜」を作っています。

この保湿成分は
市販のボディローションや化粧水などにも
入っていることが多いので、

「オイルだけでは保湿がたりない!」
と感じるようになったら
”市販のローションをつけ加える”
という順番でOKです。

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<ボディ用化粧水で注意!>

化粧水、ボディーローション、乳液など
水溶性のスキンケア用品は
サラッとして塗り心地がよいのですが、
それ1本だけでは、あまり効果がありません。

水溶性の成分が蒸発するときに
肌の潤いまで一緒に取ってしまう

可能性があるので

もし使う場合は、
ボディローション(水)をぬってから
 ⇒ボディオイル(油)をぬる
の順番で必ず水分蒸発をカバーしましょう。


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ボディケアにおすすめなのは植物油です。
必ず皮膚に塗って使えるものを選びましょう。

安価で使い勝手がいいのは、
ドラックストアで売っている
日本薬局方のオリブ油(オリーブ油)
数百円で買えます。

大島などのツバキ油も粘性があるので
乾燥時季にも強い味方です。

皮脂に近い成分という観点では
マカダミアナッツ油

化粧品の原料にも使われる
アルガン油、ホホバ油、
スイートアーモンド油

などもおすすめです。

※薬局で買うことができる
ボディオイルの特徴はこちら

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『鍼灸アロマ治療院 かおり&やすらぎ』
が提案する自宅セルフケア

◆養生メニュー
もくじ

自分に合った精油の選び方

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<アロマで自宅セルフケア>

◇精油選びのポイント

香りは本能的な脳(強い感情を生み出す脳)に
ダイレクトに響くため、思い込みすぎてしまう感情
のほこ先を、別方向へ切り替えときに役立ちます。
(詳しいメカニズムはこちら)

ストレスに一番有効な香りは、
「本能的に好きと感じた香り」

今一番好みの香りを、
生活のあらゆる場面に漂わせておくことで、
心に軸ができて安定感が生まれます。

これを機に
ストレスで揺らいだ心をニュートラルへもどす
自分にぴったりの香りを1本探してせんか?

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天然香料の精油は、香水や芳香剤と違って、
「脳を刺激する香り効果」にプラスして、
「体の不調を立て直す効果」があり

セルフケアにも活用できる優れもの。

例えば、ラベンダー精油は火傷を治したり、
活性酸素を消去して老化を防いだり、殺菌したり、
フェンネル精油なら、エストロゲン様成分が入って
いるので、婦人科系のセルフケアに使えるなど。

「心のケア + 体調のケア」
を精油1本ですることができます。


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「ストレス解消」だけを目的に
精油選びをするなら、香りを嗅いで直感的に
好きだと思ったものでOKですが、

「ストレス解消+からだのセルフケア」
を目的で精油を選ぶなら
『精油の抽出部位』
をまず意識して選んでみましょう。

精油のほとんどが、薬のない大昔から
不調を立て直すために使用されてきた植物です。

その効果を大きくとらえると
「抽出部位が同じ精油は、似た効用を持っている」
という特徴があります。

もちろん、近年は少しずつ研究が進んで
新しい効果も解明されてきてはいますが、
アロマ全体からすれば、まだまだ微々たるもの。

エビデンスが取れている情報は、
スポットとして付け加える形で活用すると
かなり有効に活用できると思います。

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<精油1本を選び出す方法>

① 下記の『精油の抽出部位と身体の不調』から
身体の不調にあてはまるものを選びます。
(複数あってもかまいません)

② 選んだ抽出部位に書いてある精油を
実際にいくつか嗅いでみましょう。


③香りを確認して「一番心に響く香り」
今のあなたに1番ぴったり
ストレス+体調をケアする精油です。


<精油の抽出部位と身体の不調>

花から抽出した精油

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◆花は植物の生殖器にあたる部位で、
精油には女性ホルモンのバランスを整えたり
婦人科系の不調を緩和する作用があります。

ラベンダー、イランイラン、クラリセージ
ローマンカモミール、ジャーマンカモミール
ジャスミン、ネロリ、ローズAbs.など
葉から抽出した精油

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◆木の葉や草の葉から抽出した精油は、
外敵から身を守る力があり、免疫力を高める作用
や感染予防、殺菌・防虫作用があります。

ペパーミント、ローズマリー、レモングラス、
ゼラニウム、パチュリ、マージョラム
ティートリー、ユーカリ、サイプレスなど
実・果皮・種から抽出した精油

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◆果実・果皮・種子は食材にもなる部位で
精油には健胃作用、消化促進作用など
消化器系全般の不調に作用します。

オレンジ、グレープフルーツ、ベルガモット
レモン、ジュニパーベリー、ブラックペパー
フェンネル、コリアンダー、メイチャンなど
枝・幹から抽出した精油

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◆樹木の葉、枝、幹から抽出した精油は、
森林浴と同じ作用があり、呼吸器系の
不調を改善したり免疫力を高めます。 

サイプレス、ユーカリ、ティートリー、
ヒノキ、パイン、ヒバ、モミ、スギなど
※樹木の葉は「葉から抽出した精油」の効用
も兼ね備えています。
樹脂・心材から抽出した精油

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◆樹脂や心材など樹木内部から抽出した
精油は、水分を保持する働きがあり、
保湿や柔軟などスキンケア効果があります。

フランキンセンス、サンダルウッド、ミルラ
ベンゾイン、エレミなど
根から抽出した精油

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◆根から抽出した精油は、身体に不要なものを
解毒し体外へ排出する作用と、器官を
活性化させる強壮作用があります。

ベチバー、ジンジャー、バレリアン
スパイクナードなど

 

<精油を買う時の注意事項>
お気に入りのメーカー(製造元)ができるまでは
実際に香りを確認してからにしましょう。

たとえば、同じラベンダー精油でも、
香り立ちの爽やかさが残せるかどうかは、
メーカーの技術によって大きな差が出ます。

クリアで芳醇な香りのラベンダーもあれば、
えぐみというか...渋みが多く入ったものもあり、
嗅ぎ比べるとわかりますが、本当に大きな差です。
けして、製造期限だけの問題ではありません。

この抽出技術の良し悪しは、かならずしも
価格に反映されていないので
嗅いで確認しないと見極めるのは無理。

価格やブランド名に踊らされることなく、
自分の鼻で「好みかどうか」を
ぜひ確かめてください。

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◇ストレス性症状のセルフケア
ストレスに効くアロマ
自分に合った精油の選び方
ストレス性胃炎にハーブティー

◆精油が生みだす『香りの仮想空間』
ベチバー精油 

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精油をマスクで吸入するときは

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風邪予防のための精油吸入法
【応用編:マスクで吸入】

 

風邪の菌やウイルスは、とても小さいので、

吸気に混じって、鼻の奥にある副鼻腔や、
気管・肺まで入ります。

うがいでも、鼻うがいでも取れないような
からだの奥の粘膜をケアするために、
「空気にまじって薬効成分が蒸発する」
という精油の特性を最大限に活かして
健康に役立ててみましょう。

 

殺菌効果がある精油をつかえば、
うがい薬で口の中をケアするように

『香り薬で奥の粘膜をケアする』
ことができます。


精油を吸入するのが初めての方は
安全性の高い、基礎吸入法からお試し下さい。
(基礎編:ティッシュで吸入方法)

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精油吸入に慣れた上級者用の使い方として、
『マスクで精油を吸入する方法』
というものがあります。

ただし、注意が必要!

・精油には皮膚や粘膜に刺激がある
(殺菌効果がある精油は、刺激も強いものが多い)

※直接肌に精油がついていなくても、
揮発した精油成分を、至近距離で肌にさらしている
ことになるので、ヒリヒリする可能性があります。

・精油原液は濃い香りなので刺激が強い
(好みでない香りは気持ち悪くなる可能性もある)

※はじめに嗅いだときは好きな香りでも
「長く嗅ぐ」「濃い香りを嗅ぐ」と、
気持ち悪くなることがあります。

ということを認識して、下記を守りましょう。

<注意点>
1.精油が唇や肌につかないようにする
2.使用は30分~1時間程度にとどめる
3.気持ち悪くなったときは、すぐ止める
4.皮膚や粘膜がヒリヒリしたら、すぐ止める


それではやり方を説明します。

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<風邪予防のためのマスク吸入法>

◆準備するもの
・殺菌・制菌効果がある精油
・ティッシュ1枚とマスク

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1.ティッシュは三つ折りで使用するので、
まず、下から3分の1を上に折り上げます。


2.ティッシュが重なっていない上3分の1に
精油を1~2滴たらします。
(※精油の瓶はふらないようにしましょう)

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↑精油の液体が分かるように、青い色素をもつ
ジャーマンカモミール精油を使用しています。
(殺菌効果はちょっと弱めです。)


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3.精油をつけた上3分の1を折り下げます。


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4.精油が濃く付いている面(上3分の1)
をマスク側に当たるように置きます。

※ユーカリ、ティートリー、ラベンダー、
などは、色がありませんのでご心配なく。

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5.顔に当たる面のティッシュに精油が染みて
いないかを確認し、染みていなければOK。

もし、精油が染み出しているようなら、
もう1枚三つ折りティッシュを重ねます。

あとは着用すれば出来上がり♪
30分~1時間程度を目安にしましょう。


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「のどに違和感がある」
「うっすらと鼻水が出てきた」
というときに30分ほど試してみると、
いがらっぽさや、鼻水が止まったりします。

とはいえ、
マスク1枚だけでも息苦しいような体調や
蒸し暑い夏場には不向きですので、
状況や体調を見て試してみてください。

ちなみに私は、
口・鼻・のどなど呼吸器系の空洞(空気)に
殺菌成分を漂わせておくという考えで
通勤時に活用しています。

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◆風邪予防のアロマ
 初心者編:うがい後にティッシュから吸入
 上級者編:マスクで吸収する方法

殺菌効果のある精油を選ぶ
風邪予防で香りを部屋に広げるなら

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精油の香りを部屋に広げるなら

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風邪予防で香りを焚くのなら

お部屋にディフューザーなどで
精油の香りを広げると、
「加湿」「免疫力アップ」「疲労回復」
という点で、風邪予防に役立ちます。

使用する精油は、香りを確認して
「今一番好きな香り」を選びましょう。

精油の殺菌効果は気にしなくてOK。

...というのも、現実的に考えて、

部屋の空気清浄を精油で行う
のは難しいからです。


具体的に計算してみると、
例えば、300㎥の部屋に精油6滴を揮発させる
とすると、香りの濃さは1ppb程度になりますが、
この程度では殺菌作用はほとんどない状態。 

空気清浄するということは、
『燻蒸殺菌』するようなもの。

もし本気でやるなら、
粘膜刺激で目を開けていられないぐらいの
高濃度を使わないと無理だと考えます。

※プラセボ効果で、風邪をひかない♪
というのはあるかもしれませんが...。

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それよりも、効果の視点を変えて
『原始的な脳(大脳辺縁系)を興奮させて、
免疫を調整する脳(視床下部)を刺激する』
という方が意味が大きいと思います。

そのためには本能的な脳(大脳辺縁系)が
理屈ではなく「直感で心地よいと感じる」
かどうかが、重要的なカギです。

免疫力アップには
理屈ではなく、
心に今ひびく香りが一番。


香りは精神的ストレスや疲労で
弱っている抵抗力を立て直す
もってこいの方法ともいえます。

銘柄や作用に惑わされずに、
「いま一番好きな香り」を探してみてください。

もし、精油の殺菌効果を期待するなら、
もっともっと、すご~く狭い空間...
つまり鼻腔や口腔などに香りを充満させる
ような『吸入』がおすすめです。

精油の殺菌力を活かした吸入法

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◆風邪予防のアロマ
 初心者編:うがい後にティッシュから吸入
 上級者編:マスクで吸収する方法

殺菌効果のある精油を選ぶ
風邪予防で香りを部屋に広げるなら

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風邪予防におすすめ吸入法

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風邪予防のための精油吸入法
【基礎編:手洗い・うがい・精油吸入】
 

風邪をもらってしまったかも?と思ったら

いつもの手洗い・うがいにプラスして、

精油の香り成分を鼻から吸う

『精油吸入』がおすすめ

 

これは
「うがい薬で口の中をケア」と同じように

『香り薬で鼻の中をケアする』ということです。

 

風邪の菌やウイルスは、とても小さいので、

吸気に混じって、左右の鼻の穴だけでなく

さらに奥の小空間(副鼻腔)まで入ります。


↓下記イラストで、黄色の部分が副鼻腔
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風邪や花粉症の時に、
頬や額が重く感じたことがありませんか?

または、風邪の時に鼻をかんだ後、
さらにフン!といきんでみたら
奥から鼻汁がでてきたことがありませんか?

それこそ
副鼻腔に鼻汁が溜まってしまったときの症状。

この副鼻腔という小空間は、
左右の鼻と同じ粘膜が張り廻られているので
いっちょまえに(笑)鼻水鼻汁を出します。

つまり、
左右の鼻の穴に病原微生物が付着すると、
同じ粘膜がつながっている奥の空間まで
感染が広がる
ということです。
 

副鼻腔は鼻うがいは届かないですし
奥の空間なのでケアが難しく、めんどう。

 

そこで、
「粒子が小さく奥まで届く
芳香成分(精油)で殺菌する」

というわけです。


精油をお部屋に香りを広げるのと違って
殺菌効果が直接期待できる行為なので、
精油の効能を確認しましょう。


(※微生物の殺菌効果が期待できる精油)

粘膜に直接ぬるわけではないので、
刺激も少なく安心して行えます。
※アレルギーや基礎疾患がある方はご注意ください。
 

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<風邪予防の吸入方法>


◆準備するもの
・殺菌・制菌効果のある精油
・ティッシュ1枚

※手洗い・うがいを事前にすませてください。

1.精油をティッシュに1~2滴つけ、
香りがするところまで鼻に近づける
(肌にはつかないように気をつけましょう)
 

2.左右どちらか一方の鼻を指でふさぎます
 

3.開いている側(ふさいでいない側)の鼻から、
香りごと空気をゆっくり吸いこみます
 

4.吸い込んだ香りは、息と一緒に口から出す

5.3回繰り返したら、反対側も同様に行います


外から帰ってきたときに、手洗い・うがいとセット
で行うことをおすすめします。

応用編の「マスクで吸入する方法」

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◆風邪予防のアロマ
 初心者編:うがい後にティッシュから吸入
 上級者編:マスクで吸収する方法

殺菌効果のある精油を選ぶ
風邪予防で香りを部屋に広げるなら

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