女性専門の鍼灸治療院「かおり&やすらぎ」|東京都渋谷区

渋谷徒歩6分の鍼灸院 アロマと鍼を融合した女性専用の治療院
(社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会員
(公社)日本アロマ環境協会 総合資格認定校

かおり&やすらぎ

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風邪予防におすすめ吸入法

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風邪予防のための精油吸入法
【基礎編:手洗い・うがい・精油吸入】
 

風邪をもらってしまったかも?と思ったら

いつもの手洗い・うがいにプラスして、

精油の香り成分を鼻から吸う

『精油吸入』がおすすめ

 

これは
「うがい薬で口の中をケア」と同じように

『香り薬で鼻の中をケアする』ということです。

 

風邪の菌やウイルスは、とても小さいので、

吸気に混じって、左右の鼻の穴だけでなく

さらに奥の小空間(副鼻腔)まで入ります。


↓下記イラストで、黄色の部分が副鼻腔
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風邪や花粉症の時に、
頬や額が重く感じたことがありませんか?

または、風邪の時に鼻をかんだ後、
さらにフン!といきんでみたら
奥から鼻汁がでてきたことがありませんか?

それこそ
副鼻腔に鼻汁が溜まってしまったときの症状。

この副鼻腔という小空間は、
左右の鼻と同じ粘膜が張り廻られているので
いっちょまえに(笑)鼻水鼻汁を出します。

つまり、
左右の鼻の穴に病原微生物が付着すると、
同じ粘膜がつながっている奥の空間まで
感染が広がる
ということです。
 

副鼻腔は鼻うがいは届かないですし
奥の空間なのでケアが難しく、めんどう。

 

そこで、
「粒子が小さく奥まで届く
芳香成分(精油)で殺菌する」

というわけです。


精油をお部屋に香りを広げるのと違って
殺菌効果が直接期待できる行為なので、
精油の効能を確認しましょう。


(※微生物の殺菌効果が期待できる精油)

粘膜に直接ぬるわけではないので、
刺激も少なく安心して行えます。
※アレルギーや基礎疾患がある方はご注意ください。
 

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<風邪予防の吸入方法>


◆準備するもの
・殺菌・制菌効果のある精油
・ティッシュ1枚

※手洗い・うがいを事前にすませてください。

1.精油をティッシュに1~2滴つけ、
香りがするところまで鼻に近づける
(肌にはつかないように気をつけましょう)
 

2.左右どちらか一方の鼻を指でふさぎます
 

3.開いている側(ふさいでいない側)の鼻から、
香りごと空気をゆっくり吸いこみます
 

4.吸い込んだ香りは、息と一緒に口から出す

5.3回繰り返したら、反対側も同様に行います


外から帰ってきたときに、手洗い・うがいとセット
で行うことをおすすめします。

応用編の「マスクで吸入する方法」

 

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殺菌効果のある精油

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殺菌・制菌力のある精油

精油は、科学的に解明されている効能が
まだまだ少ない状態なのですが、

殺菌・制菌効果に関しては、実験がしやすいため
効果が徐々にわかってきています。

多くの実験は、シャーレに微生物(細菌や真菌)
を培養して、その中に精油成分を入れ、
繁殖が抑えられるかどうかを見る
というやり方です。

微生物の数はすごくあるので、すべての菌が
実験されているわけではありませんし、
精油成分がまったく効かなかった
という微生物もあります。


ここでご紹介するのは、
どの菌も殺せるというわけではないけれど、
殺菌・制菌効果が比較的高めで、
多種類の微生物に効果が見られる精油

をご紹介します。

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「鼻吸入」や「マスク内吸入」で
使用するなら下記がおすすめです。

◆ティートリー
◆ラベンダー
◆ユーカリ・ラディアータ


※一般的なユーカリは「ユーカリ・グロブルス」
という名前で、上記の近種ですが別物です。

<参考文献>
The antimicrobial effect of 20 kinds of essential oils on microorganisms / Yuji KAWAKAMI, Kazuhiro HASHIMOTO..
上記によると、E.globulusとE.radiataで、
一部の細菌や真菌への制菌効果に対して
差異が認めれ、常在菌であるS.aureusや
C.cladosporioidesやP.glabrumなどの
真菌に対して、E.globulusは制菌効果が
認められなかったとのこと。


吸入前に、必ず香りを確認して、
直感的に心地よいと感じる香り
を選びましょう。

どんなに殺菌力があっても、
苦手な香りは「吐き気」を起こしますし、
嗅覚で脳を刺激して免疫力アップという点でも
逆効果になりかねません。

第2候補で精油をあげると下記です。
◆ラベンサラ
◆フェンネル


もし、どれも苦手だ...という場合は、
殺菌目的での吸入はやめて、

免疫力アップとリラックスをかねた
部屋全体に好きな香りを広げる方法
に切り替えましょう。


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精油の殺菌効果を活かすときに
1つだけ気を付けたい点があります。

精油は、水に混ぜたり
基材に溶かしたりすると
殺菌効果が低下します。


<例>
×精油をお風呂に入れる

×水に薄めてスプレーをつくる

×アルコールに混ぜる
×植物油に混ぜる

じっさいに実験もされているのですが、
別の基材に混ぜると、成分が中和したり
取り込まれたり、コーティングされたり...

とにかく、微生物と戦う前に、
基材に取り込まれて力が弱まる
ということです。

殺菌行為という点ではおすすめしません。
(リラックス目的ならOKですよ♪)

 

精油は気化(蒸発)すると
最も殺菌力を発揮する

ということがわかっています。


なにかに混ぜて薄めるのではなく

「精油を自然に蒸発させた状態の香りを吸い込む」

という方法で、ぜひ使用してみてください。

 

ティッシュにつけて数回吸入する方法

がおすすめです。



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上級者用の知識編としてですが、
じつはもっと殺菌効果が高い精油があります。
(ただし、取り扱いに注意が必要)

◆タイム 
◆シナモン・バーク

微生物を殺せる成分ということは、
見方を変えると
『人間の皮膚や粘膜への刺激が強い』
ということでもあるので、十分注意しましょう。

直接触れないように吸入しても、粘膜刺激で
鼻の奥が痛く感じたりすることがあります。

 

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ストレス性胃炎にハーブティー

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慢性の胃炎にハーブティー

ストレスが消化されない状態を
東洋医学では「気滞」といいます。

身体の構成要素である「気」「血」「水」のうち
「気」の動きがとどこおる状態のこと。

・ゲップやおならがよく出る
・お腹の上のほうが張っている
・のどの奥が詰まったような感じがする
・なにもしてないのに息苦しさを感じる

なんて時は、気が滞っている可能性が大。

放置すると消化器系の動きが鈍くなり
食欲不振や胃炎が起こりやすくなる
ので要注意です。


そんな「気滞」からくる消化器系の不調は
ハーブティーを漢方のように使用すると
効果が出やすい。

おすすめなのはミントティー。
(※ミント(薄荷)は、胃腸の動きを整える
漢方薬としても使用されているハーブです)

ペパーミント、スペアミント、薄荷、
どれでもOKですが、なるべく他のハーブとミックス
されていない、1種類だけのものを選びましょう。

大切なのは、飲むタイミングです。

漢方薬も食前に服用しますが、
ハーブティーは、お湯でエキスを抽出したもの
なので、さらにマイルドな効用が特徴です。

よく患者さまから、
「水分補給でお茶代わりに飲んでいても効かない」
という声を聞きますが(笑)

こんなマイルドすぎるハーブティーを
不調に効かせるためには、工夫が必要。

漢方のような食前どころではないんです。

朝起きがけの
「胃が空っぽな状態」で飲む

ということを試してみてください。
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『気のめぐりを良くするミントティー』の飲み方

1.朝起きてすぐ、他の水分を取る前に飲むこと
2.ホットティーにして、温かいうちに飲むこと
(熱湯で2~3分以上蒸らしてから入れること)
3.イッキに飲まずゆっくりと、香りも味わうこと

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これさえ守ればティーパックでもOK!

朝食前の水分補給として、テレビを見ながら
のんびりと飲んでいるうちに、胃に入った
ミント成分が、呼気と一緒に上がってくるので
のどの奥、食道(胃~口の間)あたりが、
”パカっ!”と開く感じが出てきます。

「気」の通り道が開通!(笑)

さらに反応が出やすい人では、30分~1時間たつと
空腹感や便意をもよおすこともあります。

ぜひお試しあれ♪

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冷えのぼせの治し方

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足腰など下半身は冷たいのに、顔から汗がタラタラ流れ、頭がボーっとしたり、上半身がのぼせるような症状を「冷えのぼせ」といいます。

東洋医学で「上熱下寒(じょうねつげかん)」ともいい、血行不良と水分代謝異常に冷えが加わって、自律神経の調整がうまくできなくなっている状態。身体を冷やす飲食や服装、ストレスや運動不足などで誘発されやすくなります。

 
ひとくちメモ
顔の「ほてり」や「汗」に意識が向いて、足腰や手指の冷えには気づいていない人が多いので要注意。更年期でホットフラッシュだと思っていたら「冷えのぼせ」だったケースもあります。
 
冷えのぼせの対処方法
 
冷えのぼせは、冷え性をこじらせた状態です。
汗をかいたり、顔がほてるからといって、身体が熱くなっているわけではないので、冷気にあたったり冷たいものを食べるのは逆効果。保温することから始めましょう。

 
冷えのぼせのセルフケア
 
 
 
<冷えのぼせのセルフケア>
1.冷えている身体の部位を保温する
 

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  足首、お腹、腰、お尻、首の後ろ

冷えのぼせの人に、一番気にかけてほしいのは「足首まわり」「お腹」「お尻」「首の後ろ」の冷え感です。まずは自分の手で触れて冷たいかどうかを確認しましょう。

触ってみて自分の手より「冷たい」と感じるようなら、冷えている証拠。
手指も冷えてわからないようなら、「顔や胸」と比べてどうかを確認しましょう。

 

 

  夏は超薄手の衣類を!春秋は下着の重ね着を。

冷えのぼせを強く感じるのは、多くの場合「夏」や「季節の変わり目」です。
熱を加えるというより体温を逃がさない「保温」を意識しましょう。

春秋は冷えている部位を意識して、下着の重ね着を。足首を温めるレッグウォーマーや、お腹と腰を保温する腹巻などがおすすめです。

夏は”のぼせに注意しながら”の保温なので工夫が必要。
超薄手のロング丈で足首は保温しつつ、からだの熱を逃がすために”あえて靴下をはかない”工夫をしたり、”首の前側”があいたトップスでからだの熱を逃がしつつ、ストールやタオルで”首の後ろ”を保温するなどしてみましょう。
 
◆コツをつかめば簡単◆
「足裏」「手のひら」「顔」「脇」は体温調整にかかせない部位です。
 とくに「足裏」と「手の平」は夏はあえて露出しておきましょう♪
 

 
<冷えのぼせのセルフケア>
2.シャワーとお風呂の使い分け
 

  長風呂は貧血の可能性あり、まずはシャワーでOK!

冷えのぼせの人が長風呂で身体を芯から温めると、体温調整がうまくできない状態なので、あがった後に「立ちくらみ」や「めまい」を起こす可能性があります。

無理にお風呂で身体を温める必要はありません。
下半身など冷えた部位の保温は、衣服を工夫して日常的に温めましょう。
衣類での保温に身体が慣れてきて、部分的な冷えがおさまってきたら少しずつ湯船につかってみましょう。


 
<冷えのぼせのセルフケア>
3.寝具とパジャマを工夫する

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  あえて「靴下ははかない!」

冷えのぼせの人は、靴下を履いて寝ても途中で暑くなって脱いでしまいます。
自律神経の不安定さからくる部分的な冷えなので、適度に「体温を逃がしつつ」「保温する」服装が大事です。

「足裏」「手のひら」「顔」「脇」はからだの熱を逃がす部位なので、ここを温めすぎると暑苦しく感じます。靴下は履かずに「足首まわり」や「下肢」を温める工夫をしましょう。レッグウォーマーやロング丈パンツなどがおすすめです。

とくに夏は要注意。
寝ている間に足がむき出しで冷えてしまい、朝方にこむら返りが起こったりします。
あえてタオルケットを掛けないで、足首がめくれないようなすそが細くなったロング丈のパジャマを着て寝るなどの工夫をしましょう。


 
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