上後鋸筋の痛みと肩こり
肩こりのタイプ
「肩こりセルフチェック」の結果

「肩こりセルフチェック」の結果
あなたの肩こりは
『上後鋸筋』タイプ
『上後鋸筋』タイプ
肩の深層にある上後鋸筋が
痛みを引き起こしている状態です。
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痛みを引き起こしている状態です。
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「上後鋸筋」の肩こり

上後鋸筋とは
上後鋸筋は、小菱形筋や大菱形筋の下にある深層の筋肉で、背骨(7番目の頚椎~3番目の胸椎)と肋骨(2番目~5番目)をつないでいます。
役割は、息を吸うときに肋骨を引き上げて呼吸の補助をしています。
肩甲骨きわの奥がゴロゴロ硬くなる。
肩甲骨の下にある肋骨に付着する筋肉なので、上後鋸筋がこわばると肩甲骨の「骨ぎわ」の奥(上記右イラスト×印)がゴロゴロ硬くなったり、痛みが出たりします。
役割は、息を吸うときに肋骨を引き上げて呼吸の補助をしています。
肩甲骨きわの奥がゴロゴロ硬くなる。
肩甲骨の下にある肋骨に付着する筋肉なので、上後鋸筋がこわばると肩甲骨の「骨ぎわ」の奥(上記右イラスト×印)がゴロゴロ硬くなったり、痛みが出たりします。
上後鋸筋の痛み

上後鋸筋 痛みの特徴 |
・休んでいるときも「肩甲骨の骨ぎわ」 の深層に強いコリ感や痛みがある ・三角筋の後面や上腕三頭筋の痛みやしびれ ・肘や手首の痛みやしびれ |
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こんな習慣ありませんか?
上後鋸筋を疲労させる習慣①


高めの机での作業 | ・高い位置で長時間イラストを描く ・高い位置にキーボードがある ・高さのある机の上での作業 |
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上後鋸筋を疲労させる習慣②

咳(せき)やぜんそく | ・慢性的な咳、長時間の咳 ・肺炎、肺気腫、ぜんそく発作 |
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上後鋸筋を疲労させる習慣③

その他 | ・慢性化した肩こりを放置 ・むち打ちなどで損傷したことがる ・喫煙習慣がある |
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「上後鋸筋の痛み」の対処方法

自分でできること (応急処置として) |
[ 自分では治せません ]
セルフケアの領域を超えています。 上後鋸筋は、肋骨に付着するぐらい深い位置にある筋肉なので、表面を温めたり、ストレッチしたりもみほぐしたぐらいでは治りません。セルフケアは残念ながら難しいと思ってください。 上後鋸筋の症状が出ているということは、ずっと前から慢性的に首肩が硬かったはず。もし「ちゃんと定期的に首肩のコリをほぐしているのに!」というのなら、深い部分のコリを取り切れていない状態ということです。 |
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治療へ行くべきか? 判断ポイント |
上後鋸筋が硬くなると、くつろいでいる時でも常に深部に強いコリ感が出るので、コリに意識が向いてイライラすることも多くなります。また、首ではなく遠く離れた「腕」にもあらわれることがあるので、まさかこの筋肉が原因とは?!と気付きにくいのも特徴。 上後鋸筋は、呼吸の補助をしている筋肉なので、慢性化してくると呼吸が浅くなり、睡眠の質が悪くなったり、リラックス状態を保てなくなるので、早めに治療してしまいましょう。 なお、慢性化している人がコリ感(痛み)がある側を下にして横向きの睡眠をすると、翌日に症状がさらに悪化するという状態が起きやすいので注意が必要です。 かなり深い部分にある筋肉の治療ですが、鍼を的確に刺入する腕と、深い筋肉まで弛緩させるマッサージ技術を合わせると治療ができます。上後鋸筋が硬いということは、その上にある「菱形筋」も硬くなっている可能性が高く、首肩全体的に治療する必要があるかもしれないので、治療回数は少しかかることは、ご承知おきください。 |


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鍼灸アロマ治療院かおり&やすらぎ
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