芳香溶液(アロマソリューション)
香りの組み合わせがグンと広がる
芳香溶液(アロマソリューション)
芳香溶液(アロマソリューション)
< 精油は香りの原液 >
精油は、原料植物をいっぱい集めて、香りと成分のエキスを抽出した液体なので、「香りの原液」といえるほど濃厚。また、精油1滴の「香りの濃さ(強さ)は、植物の種類によって大きく異なります。
ベルガモット精油とパチュリ精油では香りの差は7~8倍ほどあり、例えると、ベルガモットが「小さじ1杯分」に対して、パチュリが「おたま1杯分」の濃さの違いがあるようなものです。
香りが濃い精油は、精油のビンに鼻を近づけるとかなり強烈な匂いで、苦手な方も多く、ほかの精油とバランスが取りにくいため、香りのブレンドにはすこしコツが必要です。
< 芳香溶液はブレンドしやすい >
芳香溶液(アロマソリューション)は、aroma(芳香)solution(溶液)の名前の通り香りを溶かした液体で、精油を無水エタノールで割って作る「薄めた精油液」です。
香りが濃い精油を、あらかじ芳香溶液にして香りを薄く調整しておくと、穏やかな柑橘系の香りなどとのバランスも取りやすくなり、きれいで芳醇な香りが簡単に作れるようになります。
芳香溶液(アロマソリューション)の作り方
芳香溶液で準備するのは
「無水エタノール」「遮光瓶」だけ
「無水エタノール」「遮光瓶」だけ
「芳香溶液(アロマソリューション)」
< 材料 >
・無水エタノール※1:5ml(小さじ1杯)
・精油:5滴
・遮光瓶(ドロッパー中蓋付き※2)5ml:1つ
※1:無水エタノール
水が入っていないエタノールのこと。
(×消毒用エタノールは水が30%弱入っています)
芳香溶液は無水エタノールを使用することで、精油同じようにブレンドしたり、香水やルームスプレーをつくる事も可能になります。
※2:ドロッパー中蓋
1滴ずつ出せるように(滴下できるように)できている中蓋のこと
< 作り方 >
①無水エタノール5mlを遮光瓶に入れる
②精油5滴を入れる
③ドロッパーを付け、フタをして振り合わせれば出来上がり
※出来上がってすぐに使えますが、エタノール臭が強く感じます。
おすすめは10日~2週間ぐらいたった状態。
エタノールに精油の香りがなじんで、きれいな香りにまとまります。
< 保存期間 >
精油と同じ
高温多湿をさけて保存しましょう
< 使い方 >
精油と同じように1滴たらして使います。
< 注意 >
あくまでも芳香専用のアロマ溶液ですので、精油とは区別できるようなラベルを貼って保管してください。
芳香溶液におすすめの精油
個性が強い香りがおすすめ
< おすすめの芳香溶液 >
・イランイラン ・カモミールローマン ・クラリセージ ・ジャスミンabs. ・パチュリ ・ベチバー ・ローズabs. ・カモミールジャーマン ・ベンゾイン ・ガルバナム ・バレリアン ・ミルラ など
・イランイラン ・カモミールローマン ・クラリセージ ・ジャスミンabs. ・パチュリ ・ベチバー ・ローズabs. ・カモミールジャーマン ・ベンゾイン ・ガルバナム ・バレリアン ・ミルラ など
苦手な香りと感じた精油も、芳香溶液(アロマソリューション)におすすめです。
嫌いや苦手と感じる原因の多くは「香りの濃さ」です。香りを薄めることによって「甘さ」「フルーティーさ」「フローラルさ」などが感じ取れるようになるので、びっくりするほど印象が変わりますよ。
嫌いや苦手と感じる原因の多くは「香りの濃さ」です。香りを薄めることによって「甘さ」「フルーティーさ」「フローラルさ」などが感じ取れるようになるので、びっくりするほど印象が変わりますよ。
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鍼灸アロマ治療院かおり&やすらぎ
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