冷えのぼせに効くツボ
汗をかいたり、顔がほてるからといって、身体が熱くなっているわけではないので、冷気にあたったり冷たいものを食べるのは逆効果。冷えやすい「足首」「首のうしろ」「腹腰まわり」を保温することを心がけましょう。
ひとくちメモ
更年期症状と思われがちの「冷えのぼせ」ですが、じつは小学生から高齢者まで全年齢層でみられる症状で、冷え症タイプのひとつです。
冷えのぼせの対処方法
冷えのぼせは、東洋医学で「上熱下寒(じょうねつげかん)」ともいい、血行不良・水分代謝異常・冷えの3つが重なって、自律神経の調整がうまくできなくなっている状態。
「身体を冷やす飲食や服装」「ストレス」「運動不足」などで誘発されやすくなりますので注意しましょう。
冷えのぼせのセルフケア
<冷えのぼせのセルフケア>
◎ 冷えのぼせに効くツボ
◎ 冷えのぼせに効くツボ
1 太谿(たいけい)
内くるぶしの「一番高い部分」と「アキレス腱」との間にあるくぼみ

2 三陰交(さんいんこう)
内くるぶしの一番高い部分から指幅4本分上

3 関元(かんげん)
へそから指幅4本分下

4 腎兪(じんゆ)
一番下の肋骨と同じ高さで、背骨から指2本分外のところ
(脇腹に手を当てたときに触れる一番下の肋骨と同じ高さ)

<冷えのぼせ>
ツボを使ったセルフケア
ツボを使ったセルフケア

■ 太谿と三陰交は「保温」と「ツボ刺激」
太谿は腎経の原穴で補う役目があり、三陰交は肝脾腎の機能失調を整えるツボ。
2つとも足首付近にあるツボで、「冷えのぼせ」で冷えを感じやすい部位にあります。
1 足首はいつも保温!
ツボがある足首周囲は日常的に保温しましょう。
寒い時期は、靴下やレギンスなどの重ね着で加温。
暑い時期は、素足に「薄手のレッグウォーマー」を着用して、足裏や足先から熱をにがしつつ、足首周囲だけを保温すなど、季節に合わせて工夫してみましょう。
2 変化がなければツボ刺激
日常的に足首やお腹周りを保温していても、冷えのぼせの感覚に変化がない場合は「お灸」「ツボ押し」などを加えてみましょう。
入浴中にツボを痛くない程度で10秒間持続圧したり、入浴前後をさけてお灸を1日1回行ったりするのも効果的です。面倒くさい人にはテープで貼るのツボ刺激(こりスポット)などが便利です。
2つとも足首付近にあるツボで、「冷えのぼせ」で冷えを感じやすい部位にあります。
1 足首はいつも保温!
ツボがある足首周囲は日常的に保温しましょう。
寒い時期は、靴下やレギンスなどの重ね着で加温。
暑い時期は、素足に「薄手のレッグウォーマー」を着用して、足裏や足先から熱をにがしつつ、足首周囲だけを保温すなど、季節に合わせて工夫してみましょう。
2 変化がなければツボ刺激
日常的に足首やお腹周りを保温していても、冷えのぼせの感覚に変化がない場合は「お灸」「ツボ押し」などを加えてみましょう。
入浴中にツボを痛くない程度で10秒間持続圧したり、入浴前後をさけてお灸を1日1回行ったりするのも効果的です。面倒くさい人にはテープで貼るのツボ刺激(こりスポット)などが便利です。
■ 関元と腎兪は「腹巻」「カイロ」などで温めよう
関元は元気を蔵する役割があり、腎兪は腎の気が注入されるツボ。
「冷えのぼせ」の人にとって、腹腰回りも冷えやすい部位です。
季節に合わせて『下着』を足し引きしながら温めましょう。
寒い時期は、『腹巻』や『毛糸のパンツ』で保温するとともに、ツボの位置に『使い捨てカイロ』や『ホットパック』を使用すると、温熱効果だけでなくツボ効果も期待できます。
暑い時期は、腹腰の冷えを忘れがちなので要注意。疲労やだるさの要因になります。
汗を蒸発させつつ体温を保持する『機能性下着』などを、上手に活用しましょう。
「冷えのぼせ」の人にとって、腹腰回りも冷えやすい部位です。
季節に合わせて『下着』を足し引きしながら温めましょう。
寒い時期は、『腹巻』や『毛糸のパンツ』で保温するとともに、ツボの位置に『使い捨てカイロ』や『ホットパック』を使用すると、温熱効果だけでなくツボ効果も期待できます。
暑い時期は、腹腰の冷えを忘れがちなので要注意。疲労やだるさの要因になります。
汗を蒸発させつつ体温を保持する『機能性下着』などを、上手に活用しましょう。



