冷えのぼせの治し方
東洋医学で「上熱下寒(じょうねつげかん)」ともいい、血行不良と水分代謝異常に冷えが加わって、自律神経の調整がうまくできなくなっている状態。身体を冷やす飲食や服装、ストレスや運動不足などで誘発されやすくなります。
ひとくちメモ
顔の「ほてり」や「汗」に意識が向いて、足腰や手指の冷えには気づいていない人が多いので要注意。更年期でホットフラッシュだと思っていたら「冷えのぼせ」だったケースもあります。
冷えのぼせの対処方法
冷えのぼせは、冷え性をこじらせた状態です。
汗をかいたり、顔がほてるからといって、身体が熱くなっているわけではないので、冷気にあたったり冷たいものを食べるのは逆効果。保温することから始めましょう。
冷えのぼせのセルフケア
<冷えのぼせのセルフケア>
◎ 冷えている身体の部位を保温する
◎ 冷えている身体の部位を保温する

■ 足首、お腹、腰、お尻、首の後ろ
冷えのぼせの人に、一番気にかけてほしいのは「足首まわり」「お腹」「お尻」「首の後ろ」の冷え感です。まずは自分の手で触れて冷たいかどうかを確認しましょう。
触ってみて自分の手より「冷たい」と感じるようなら、冷えている証拠。
手指も冷えてわからないようなら、「顔や胸」と比べてどうかを確認しましょう。
触ってみて自分の手より「冷たい」と感じるようなら、冷えている証拠。
手指も冷えてわからないようなら、「顔や胸」と比べてどうかを確認しましょう。
■ 夏は超薄手の衣類を!春秋は下着の重ね着を。
冷えのぼせを強く感じるのは、多くの場合「夏」や「季節の変わり目」です。
熱を加えるというより体温を逃がさない「保温」を意識しましょう。
春秋は冷えている部位を意識して、下着の重ね着を。足首を温めるレッグウォーマーや、お腹と腰を保温する腹巻などがおすすめです。
夏は”のぼせに注意しながら”の保温なので工夫が必要。
超薄手のロング丈で足首は保温しつつ、からだの熱を逃がすために”あえて靴下をはかない”工夫をしたり、”首の前側”があいたトップスでからだの熱を逃がしつつ、ストールやタオルで”首の後ろ”を保温するなどしてみましょう。
熱を加えるというより体温を逃がさない「保温」を意識しましょう。
春秋は冷えている部位を意識して、下着の重ね着を。足首を温めるレッグウォーマーや、お腹と腰を保温する腹巻などがおすすめです。
夏は”のぼせに注意しながら”の保温なので工夫が必要。
超薄手のロング丈で足首は保温しつつ、からだの熱を逃がすために”あえて靴下をはかない”工夫をしたり、”首の前側”があいたトップスでからだの熱を逃がしつつ、ストールやタオルで”首の後ろ”を保温するなどしてみましょう。
◆コツをつかめば簡単◆
「足裏」「手のひら」「顔」「脇」は体温調整にかかせない部位です。
とくに「足裏」と「手の平」は夏はあえて露出しておきましょう♪
「足裏」「手のひら」「顔」「脇」は体温調整にかかせない部位です。
とくに「足裏」と「手の平」は夏はあえて露出しておきましょう♪
<冷えのぼせのセルフケア>
◎ シャワーとお風呂の使い分け
◎ シャワーとお風呂の使い分け
■ 長風呂は貧血の可能性あり、まずはシャワーでOK!
冷えのぼせの人が長風呂で身体を芯から温めると、体温調整がうまくできない状態なので、あがった後に「立ちくらみ」や「めまい」を起こす可能性があります。
無理にお風呂で身体を温める必要はありません。
下半身など冷えた部位の保温は、衣服を工夫して日常的に温めましょう。
衣類での保温に身体が慣れてきて、部分的な冷えがおさまってきたら少しずつ湯船につかってみましょう。
無理にお風呂で身体を温める必要はありません。
下半身など冷えた部位の保温は、衣服を工夫して日常的に温めましょう。
衣類での保温に身体が慣れてきて、部分的な冷えがおさまってきたら少しずつ湯船につかってみましょう。
<冷えのぼせのセルフケア>
◎ 寝具とパジャマを工夫する
◎ 寝具とパジャマを工夫する

■ あえて「靴下ははかない!」
冷えのぼせの人は、靴下を履いて寝ても途中で暑くなって脱いでしまいます。
自律神経の不安定さからくる部分的な冷えなので、適度に「体温を逃がしつつ」「保温する」服装が大事です。
「足裏」「手のひら」「顔」「脇」はからだの熱を逃がす部位なので、ここを温めすぎると暑苦しく感じます。靴下は履かずに「足首まわり」や「下肢」を温める工夫をしましょう。レッグウォーマーやロング丈パンツなどがおすすめです。
とくに夏は要注意。
寝ている間に足がむき出しで冷えてしまい、朝方にこむら返りが起こったりします。
あえてタオルケットを掛けないで、足首がめくれないようなすそが細くなったロング丈のパジャマを着て寝るなどの工夫をしましょう。
自律神経の不安定さからくる部分的な冷えなので、適度に「体温を逃がしつつ」「保温する」服装が大事です。
「足裏」「手のひら」「顔」「脇」はからだの熱を逃がす部位なので、ここを温めすぎると暑苦しく感じます。靴下は履かずに「足首まわり」や「下肢」を温める工夫をしましょう。レッグウォーマーやロング丈パンツなどがおすすめです。
とくに夏は要注意。
寝ている間に足がむき出しで冷えてしまい、朝方にこむら返りが起こったりします。
あえてタオルケットを掛けないで、足首がめくれないようなすそが細くなったロング丈のパジャマを着て寝るなどの工夫をしましょう。



