メンタの神様(ペパーミントの語源)2/2



「メンタの神様(ペパーミントの語源)」
の話のつづき。
ギリシャ神話の神々は、けっこう肉食系。
俺様よろしく無理やり求愛したことによって、
相手が別の生き物に転身せざるをえない
という被害状況が多々見られます。
そんなとき、きまって妃は
旦那を責めるのではなく
なぜか相手の女性を攻撃する。
悪いのはハデスなんじゃ…?
なんだか気持ちのおさまりが悪い。
人間より狭い料簡の神様じゃ、
信者(っていうのかどうか?)が
減っちゃいそう。
ということで、別解釈をしてみる(笑)
「清涼感あふれる香りの草」
に転身させたということに着目すると、
もしかしたら、妃ペルセポネは、
“三方良し”で事を収めるために、
あえてミント草にさせたとも考えられる。
精霊(妖精)には、
心身にけがれのない清らかさを保護し、
旦那にはクールダウンの香りで、
理性を取り戻させようとした。
自分も神としての威厳を保ちつつ
夫婦は円満♪
これだったら、さすが神さま。
座布団三枚ならぬ、信者三倍!
とはいえ、
いずれにせよメンタにとっては
虚をつかれた、はた迷惑な話なのだが。

<関連するお話>
ザクロの数だけだきしめて(冥界へ嫁入り)
の話のつづき。
ギリシャ神話の神々は、けっこう肉食系。
俺様よろしく無理やり求愛したことによって、
相手が別の生き物に転身せざるをえない
という被害状況が多々見られます。
そんなとき、きまって妃は
旦那を責めるのではなく
なぜか相手の女性を攻撃する。
悪いのはハデスなんじゃ…?
なんだか気持ちのおさまりが悪い。
人間より狭い料簡の神様じゃ、
信者(っていうのかどうか?)が
減っちゃいそう。
ということで、別解釈をしてみる(笑)
「清涼感あふれる香りの草」
に転身させたということに着目すると、
もしかしたら、妃ペルセポネは、
“三方良し”で事を収めるために、
あえてミント草にさせたとも考えられる。
精霊(妖精)には、
心身にけがれのない清らかさを保護し、
旦那にはクールダウンの香りで、
理性を取り戻させようとした。
自分も神としての威厳を保ちつつ
夫婦は円満♪
これだったら、さすが神さま。
座布団三枚ならぬ、信者三倍!
とはいえ、
いずれにせよメンタにとっては
虚をつかれた、はた迷惑な話なのだが。

<関連するお話>
ザクロの数だけだきしめて(冥界へ嫁入り)