

渋谷駅から徒歩6分、鍼灸とアロマを融合した女性のための治療院
(社)東京都鍼灸あん摩マッサージ指圧師会員
(公社)日本アロマ環境協会 総合資格認定校
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最古の香水は、意外にもさわやか系
17世紀ドイツのケルンでつくられたフレグランスが
最古の香水といわれています。
現在は『4711(フォーセブンイレブン)』という
名称となり、一般の香水店でも販売されています。
最初にこの香水を作ったのは誰か?
実はいろんな説があって、
①ケルン市在住のイタリア人である
ヨハン・マリア・ファイナが作った説
②イタリア人のポール・フェミニスが、行商人から
製造を受け継ぎ、一財産を築こうと思って、
ケルンに売り込んだという説
③修道院で気付け薬として使われていた
“奇跡の水”のレシピが、今の4711を作っている
ミューレンス家の結婚祝いに贈らて、
香水として販売されるようになったという説
などなど。
発売当初は、今のように法律的規制がなかったので
香水というより“気付け薬”として売れた
といわれています。
効果があったら「薬」、美味しかったら「食材」
酔っぱらったら「お酒」、香りが良ければ「香料」
という、
おおざっぱな時代ならではのエピソード(笑)
その後、ナポレオン軍がドイツを占領。
ナポレオンは、この香水に魅了され浴びるように
愛用した...と老舗香水店の記録に残されています。
フランスに持ち帰り「ケルンの水」という名で、
友人などに贈って、その名が広がっていくうちに、
ケルン⇒コロンになり、「オーデコロン」という
呼び名で扱われるようになりました。
このころ占領されたドイツの街ケルンでは、
フランス軍が見知らぬ土地での混乱をふせぐため、
街の建物すべてに、番号を書き込む作業がされます。
ちょうどミューレンス家の建物が4711番だった
ことから、現在の商品名「4711」になりました。
使われている精油は、
レモン、オレンジ、ラベンダー、ローズマリー・・・
これを純度の高いアルコールと、
ケルンの水(ライン川の水)で調合し、
上質の樽で4ヶ月間熟成。
その後、創業からトップシークレットといわれる
最終工程を経て「4711」が作られます。
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